まちなかで見た、木本の実あれこれです。みな今月になって撮った写真です。
サカキ(吉田神社 吉沼町175 撮影10/6)
モッコク科。神事で使われる玉串にサカキは使われますので、神社境内に植えられることが多いようです。「榊(さかき)」という漢字は、そうしたことから作られた国字のようです。
モチノキ(香取稲荷神社 東大野町158 撮影10/6)
モチノキ科。モチノキも御神木として神社に植えられることがあるようです。樹皮から鳥を捕らえるときに使われたトリモチがとれるのでつけられた名前のようです。
クマシデ(中沢池公園 元吉田 撮影10/19)
カバノキ科。神社のしめ縄などに垂らす紙垂(しで)に雄花の花穂が似ているのでいうようです。外のシデの仲間より花穂が大きいのでクマシデ(熊四手)というそうです。写真は雌花です。
ノブドウ(野木神社(元吉田町2574)近く 撮影10/19)
ブドウ科。色が多彩で面白いのですが、白いのが本来の実で、青や紫の実にはガなどの幼虫が寄生しているのだそうです。
エンジュ(双葉台2の通り 撮影10/20)
マメ科。街路樹として時々見かけますが、豆がさがり出すと秋を感じさせてくれます。古名は「ゑんす」だそうです。