青面金剛(しょうめんこんごう)の姿は、手が6本あって、体正面の手は合掌したり剣を持ったりして、残りの手は、三叉の槍(三叉戟(さんさげき))、斧(おの)、弓矢、剣、輪、羂索(けんじゃく 縄のこと)などを持ち、炎型の髪をして、鬼神ではない善神の衣を着るといったもののようですが、つくり手によってかなり変化があるようです。
桂岸寺(松本町13-19)
牲畜供養碑の前にあります。合掌形で、宝剣、斧や羂索などを持っています。
本郷庚申塚(鹿島神社(飯島町734)向かい)
新造された庚申塚の右奥にあります。合掌形で、宝剣や法輪などを持っています。
見川2(偕楽園公園もみじ谷西側入口近く)
合掌形で、法輪や三叉戟などを持っています。
宝蔵寺(谷田町633)
持剣形です。宝蔵寺には青面金剛がいくつもあります。
東大野の共同墓地(東大野区民館南東約300m)
合掌形です。劣化で見にくいのですが、天明6年(1786)と読むのはどうでしょうか。