どれも今月になって撮った写真です。
ツルドクダミ(タデ科)
東大野の香取稲荷神社の境内で満開のツルドクダミが見られました。葉がドクダミ(ドクダミ科)に似ているのでついた名前だそうです。乾燥した根の漢方名がカシュウ(何首烏)という薬草で、中国から渡来したそうです。
イヌタデ(タデ科)
どこにでもある雑草で、花や実を赤いご飯に見たてて、「アカノマンマ」ともいわれ、女の子のままごと遊びの素材だったようです。白い花もあるそうです。渋井町420の鹿島神社で写真を撮りました。
ヒヨドリバナ(キク科)
似た花のフジバカマは、葉が三裂しているそうです。ヒヨドリバナの方が圧倒的に多く見られるようです。千波町の国道50号線沿線にありました。
コウヤボウキ(キク科)
逆川緑地内の逆川右岸で見ました。高野山では竹などの商品作物の栽培が禁じられていて、竹がほうきとして使えなかったので、かわりにこの木が使われたそうで、そのためについた名前だそうです。
リンドウ(リンドウ科)
成就院池公園のサギソウ自生地の中で咲いていました。中国名・龍胆の漢字音「リュウタン」が変化してリンドウになったのだそうです。根などが竜胆(りゅうたん)という漢方の生薬で、健胃,整腸などの薬効があるそうです。