ハロウィンおばけクッキー(障害者支援施設・くれよん工房 元吉田町1873-8)
人気があるようで、私が行ったときは、たくさんお客が来ていました。おばけクッキーはハロウィンのときだけ販売するようでした。
水戸黄門漫遊マラソン(南町2)
フルマラソンのスタートを見ていると、おばけも参加していました。これもハロウィンなのでしょうか。ほかにも数多くのいろいろな仮装をした参加者が見られました。
十一面観音堂(鯉淵町481)
病気になった水戸の殿様の夢に十一面観音があらわれて、「信仰の念があれば病気を治すであろう」といったそうです。殿様は観音を探し出して、「汝(なんじ)精あらば出血するであろう」と腕に切りつけたところ、血がほとばしり出たそうです。それ以後、観音の腕の傷口に包帯を巻いたので「けが観音」といわれたそうです。そうしたことのできたのは、徳川光圀だろうという説もあるようです。
大薩摩の話
水戸には大薩摩というあやつり人形の芝居があり、明和、安政時代(1764-1772)にはたいへんにぎわったそうですが、徳川斉昭の天保の改革で、歌舞音曲が極度に制限されたために廃業に追い込まれたそうです。その頃のことでしょうが、苦しくなった興行主が人形を質屋に持って行ったそうです。すると、質屋では夜になるとカチカチと音がして、人形が踊っているのではないかといううわさが立ったそうです。また、佐倉宗吾の芝居では、宗吾の子どもが処刑されるときに、「首におできができたので、痛くないように斬って下され」といって死んだという場面があり、その人形遣いの首におできができたなど、芝居の世界らしいいろいろな話があったようです。写真は神応寺にある大薩摩13代縫殿左衛門の墓です。
見越入道(圷大野(あくつおおの))
圷大野のバス停近くに、五本松といわれたところがあったそうです。昔、そのあたりに、見越し入道という妖怪がでて、長い首を出して背後から通りすがりの人の顔をのぞきこんだそうです。