今まで言われてきた花の名前と違う、新しい言い方が目立ってきたように感じます。本来はそれぞれに、微妙に種類は違うのでしょうが、たぶん今後新らしい名前が定着して、ほとんどの古い名前は消えて行くのでしょう。慣れだけの問題なのでしょうが、年をとってから新しい名前を言われると、どうしても違和感とさびしさがあって困ります。そんないくつかを並べてみました。ほかにもカレンデュラ(キンセンカ)、スカビオサ(マツムシソウ)、マグノリア(モクレン)などたくさんあるようです。

オキザリス カタバミ(大場町)
酸いという意味だそうで、学名だそうです。普通に見る草状から、木のものや、多肉植物のものまでいろいろな形態があるそうです。写真は雑草化したオキザリスです。
酸いという意味だそうで、学名だそうです。普通に見る草状から、木のものや、多肉植物のものまでいろいろな形態があるそうです。写真は雑草化したオキザリスです。

ガウラ ハクチョウソウ(千波湖北岸遊歩道)
立派な、堂々とした、などという意味で、学名だそうです。ハクチョウは白蝶だそうで、これは白鳥と同じ読み方なので、まぎらわしい感じです。

コキア ホウキグサ(石川1)
コキアはドイツ人植物学者コキアKochの名前だそうです。まだそう赤くなっていない頃の写真です。私は実のとんぶりが大好きです。

ジニア ヒャクニチソウ(水戸市植物公園 小吹町504)
これもドイツ人植物学者ツインZinnの名前をリンネが学名にしたのだそうです。小さい頃から、ヒャクニチソウとキンセンカは見慣れた花でした。

プリムラ サクラソウの仲間(水戸市植物公園 小吹町504)
これなどは在来のサクラソウとだいぶ雰囲気か違うので納得できる名前です。最初という意味で、学名だそうです。写真はプリムラジュリアンです。

リコリス ヒガンバナ(マンジュシャゲ)(水戸一高崖下 三の丸3)
ギリシア神話の海の女神の名前で、学名の属名だそうです。この名前は変わってほしくないなと思うのですが…。