鞘堂(さやどう)のほとんどは、神社本殿を守るために建てられているようです。本殿を風雨から守るという点からは、できるだけおおってしまうのがよいのでしょうが、そうすると、あまり見えなくなってしまいます。その辺のバランスがむずかしいのでしょうが、ながく保存するということは今後ますます必要になるでしょうから、今、露天になっている神社も鞘堂によって守られてゆくようになるのでしょう。

春日神社(田谷町1)
屋根と柱だけの開放的な鞘堂ですが、風雨を防ぐというのには少し問題があるようです。
屋根と柱だけの開放的な鞘堂ですが、風雨を防ぐというのには少し問題があるようです。



