ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の鞘堂(2)

2019-11-16 20:06:04 | 水戸
 鞘堂(さやどう)のほとんどは、神社本殿を守るために建てられているようです。本殿を風雨から守るという点からは、できるだけおおってしまうのがよいのでしょうが、そうすると、あまり見えなくなってしまいます。その辺のバランスがむずかしいのでしょうが、ながく保存するということは今後ますます必要になるでしょうから、今、露天になっている神社も鞘堂によって守られてゆくようになるのでしょう。
 
 
 
 
春日神社(田谷町1)
 屋根と柱だけの開放的な鞘堂ですが、風雨を防ぐというのには少し問題があるようです。
 
 
 

杉崎八幡神社(杉崎町1600)
  前面があいていますが、この神社の場合、本殿の装飾を見る人が多いようで、周囲の壁板はぴったりと塞がないで、のぞけるようにすきまがつくられています。
 
 
 

天神社(常照寺(元吉田町2723)西側)
 ここも、彫刻が見事なので外から見えるように、屋根のあたりだけ壁がつくられています。下方にも壁のある河和田の吉田神社のようなところもあります。
 
 
 

手子后神社(元石川町1728)
 屋根掛けの下は網がかけてあります。鳥除けの意味があるのでしょうか。
 
 
 

稲荷神社(大串町2251)
 鞘堂が拝殿とつながっていて、外から本殿はまったく見ることができません。このタイプは私のような神社好きにはフラストレーションをもたらします。
コメント
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