今回も名詞です。全部、飯富村の「郷土誌」にあった方言です。括弧内は、私の単なるつぶやきなので、さらっと読み流して下さい。
あっぽち 餅(「ぽち」が餅のようですが、「あ」は何でしょう)
かきまわし 炊事等をすること(料理では鍋などの中をかきまわしますからでしょうか)
こいつ 北
ざんぱん 俎板(まないた まさか斬板ではないでしょう)
ぞんぞ 子供のぞうり(幼児言葉のような感じです)
ちゃべこべ 多言すること(しゃべくるといった感じなのでしょうか)
どぶせ 土台の下(土伏せと書けますが…)
まま 火(火はご飯を炊くからと考えられるかも…)
めとっこ 孔(あな 針の穴を「みづ」といって、それが「めど」もなったと大言海にあります)
ようわり 夜仕事(東条操の方言辞典には、「よわり」という真壁郡の方言として載っています)