水戸市植物公園は、この29日に、温室の改装が終わって公開され、5月5日までは入場料が無料になるそうです。その前に、今見られる園内の春の花を鑑賞してきました。
オキナグサ(キンポウゲ科)
花の後が、老人の銀髪のようなのでついた名前だそうです。もうそうとうそれが見られるようです。中国では白頭公と書くそうです。
クマガイソウ(ラン科)
花の袋状になった部分が、源平の合戦の熊谷直実が来ていた母衣(ほろ)に似ているのでついた名前だそうです。葉は江戸時代の合羽のように見えます。
サクラソウ(サクラソウ科)
野生は絶滅しかけているようです。梅雨明けの頃に、葉は枯れて休眠するそうです。プリムラとはいいたくありません。
バイモ(ユリ科)
地下の鱗茎が二枚貝に似ているので貝母といわれたそうですが、あまり釈然としません。アミガサユリとも言うそうです。茶花としてよく使われるようです。
ヒメリュウキンカ(キンポウゲ科)
リュウキンカに似ているので名前がつけられた外来の花だそうです。湿地でよく見ますのでひろがっているのでしょう。
ミズバショウ(サトイモ科)
今が盛りのようです。バショウの葉に似ているのでついた名前だそうです。夏になると、大きな葉ばかりのあまり繊細な感じのない姿になるようです。