いろいろな「お手植え」樹木です。
徳川斉昭(鹿島神社 秋成町378)
天保11年(1840)に徳川斉昭が現地を視察して、杉苗を植えて、そこを神社建設地と定めたそうです。嘉永5年(1852)に神社は建設されたそうです。後日、藤田東湖は成長したご神木を見て、新田開発の成功を祈る七言長詩を詠んだそうです。その杉は、万延1年(1860)に斉昭(この年に死去)の後を追うように枯死したため、その幹は神社に奉納されたそうです。写真は本殿鞘堂上に保存された幹です。
句仏(真仏寺 飯富町3427)
真仏寺には、親鸞お手植えというボダイジュがありますが、そのほかにも、東本願寺23世法主・句仏が大正11年に植樹したイチョウもあるようです。
大谷暢顕(善重寺 酒門町2096-2)
真宗大谷派25代・大谷暢顕(ちょうけん)が平成18年に善重寺を訪れ、親鸞御廟を参拝した後に植樹した松だそうです。
孫平化(水戸市役所 中央1-4-1)
昭和60年に筑波科学万博が開催され、その際に水戸を訪れた、当時、日中友好協会副会長の孫平化が植えた松だそうです。これが契機になって、水戸市と重慶市との友好都市関係ができたそうです。
マイケル・シャーマン(大井神社 飯富町3475)
アメリカ人のジャーナリスト、マイケル・シャーマンによって植樹されたシラカシのようです。