せっかく梅まつり初日の昨日、偕楽園へ行ったのに、かんじんな梅をほとんど見ずに、木の芽ばかり見てきました。梅の開花は1割くらいでしたが、満開の木はけっこう目につきました。
ウバメガシ(中央1丁目南児童公園 中央1-5)
材は固くて備長炭(びんちょうたん)になるそうでうす。枝先の葉は輪のように付くそうです。たくさんの鱗片(芽鱗(がりん))でおおわれた芽は、枝先にいくつかついたり、葉の付け根についたりするそうです。(撮影2/9)
オオバボダイジュ(偕楽園 常盤町1-3-3)
固そうな2枚の芽鱗が幼い葉を守っているようです。柔らかい細毛が一面にあって、白っぽく見えるようです。この木は、原市之進の記念碑近くにあります。(撮影2/10)
ニシキギ(偕楽園南崖下 常盤町1-3-3)
枝にあるコルク質の翼からカミソリノキともいわれるそうです。芽鱗は6~10枚あるそうです。武骨な鎧(よろい)を連想しました。(撮影2/10)
ボケ(茨城県立歴史館下庭 緑町2-1-15)
ボケのトゲは小枝が変わったものだそうです。小さな芽がトゲや枝のつけ根に付いているようです。(撮影2/10)
サカキ(常磐神社 常磐町1-3-1)
カギ形に曲がった独特な形をしている芽です。芽鱗はないようで、芽は葉そのものだそうです。サカキは、神社の境界(境)の木という意味だそうで、神社などでよく見られる木のようです。(撮影2/10)