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水戸の見て歩き

水戸の火鉢(2)

2025-02-21 21:27:46 | 水戸

水戸市立博物館(大町3-3-20)
 展示物の中に火鉢がありました(写真はR6)。大胆に松を描いているようです。火鉢は、暖房だけでなく、湯を沸かしたり、餅や魚を焼いたり、酒をお燗したりと、いろいろな使い方があったようです。また、たまった灰も、肥料やあく抜きなどに使われたそうです。

 

吉田神社(宮内町3193-2)
 蓮などを植える植木鉢として使われているようでした。以前火鉢は、広い拝殿などで、冬におこなわれる神事などの際に、火鉢はなくてはならないものだったことでしょうから、寺社ではそうとうたくさんあったことでしょう。

 


渡里湧水群(渡里町)
 湧水を受けるのに、使われなくなった火鉢が利用されていました。

 

水戸市立博物館(大町3-3-20)
 多段の段飾り雛人形には、嫁入り道具がいろいろと並べられたようですが、火鉢もその中に選ばれたようです。対になった道具が多いようですが、火鉢も2つ置かれたようです。現在、水戸市立博物館で開催されている、「人形百花譜」に飾られていました。

 

野沢茶舗(柵町2-8-9)
 石油火鉢と言われた、灯油を使用する石油コンロのようです。野沢茶舗の上がり框(かまち)に、いかにも茶舗らしく、鉄瓶を乗せた石油火鉢が置かれていました。

水戸の火鉢(1)


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