寺社などの柱の根元を見ると、それぞれにいろいろな形があるように見えます。比較してみるのも楽しいものです。柱の根元と、その下にある、礎盤石(そばんせき)と沓石(くついし)を比較してみます。
熊野大権現(谷田町4503)
柱の根元:根巻き(装飾的金属製水よけ)無し 礎盤石:末広の四角形(この形が一般的なようです) 沓石:四角形
安国寺(大足町 1184-1)
柱の根元:根巻き無し 礎盤石:末広の円形 沓石:円形
浄安寺(緑町1-13-22)
柱の根元:根巻き 礎盤石:末広の四角形 沓石:四角形
大井神社(飯富町3475)
柱の根元:描いた根巻き 礎盤石:末広の四角形 沓石:四角形
桂岸寺(松本町13-19)
柱の根元:根巻き無し 礎盤石:亀趺(きふ 亀趺は石碑を支える亀のようですが、柱の場合、亀趺でよいのかわかりません) 沓石:四角形
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます