阿吽は仁王ばかりでなく、色々な所で見ることができるようです。今回はそのいくつかです。
拝殿 向拝の木鼻(鷲神社 千波町1945-1)
木鼻が獅子ですが、それが阿吽の形になっていました。向かって右側が阿形(あぎょう)、左側が吽形(うんぎょう)のようです。
拝殿向拝の蛙股(かえるまた 水神宮稲荷神社 北見町3)
小さな水神宮と稲荷神社が2社並んでいます。その向拝の蛙股にはそれぞれ龍の彫刻がありますが、それが阿吽になっていました。向かって左が稲荷神社で阿形の龍、右が水神宮で吽形の龍になっているようです。これは特殊な事例だと思います。
鯱(しゃちほこ 酒門町)
ここのお宅では、鯱が阿吽になっていました。建物正面向かって右側が阿形、左側が吽形のようです。
縁起物・シーサー(元吉田町)
門柱に置かれた縁起物のシーサーも阿吽になっていました。対になっている飾り物では、よく探すと阿吽形を見つけることができるかもしれません。シンメトリーを嫌って、あえて少しそれをこわすということに美を感じたということもあるのでしょうか。
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