瓦葺き(弘道館 三の丸1-6-29)
強化して修復したらしい、弘道館の瓦屋根の模型がありました。瓦落下防止のための棟木がアンカーでとめられたり、下地がコンクリートになっていたりするようです。現在なら多少違った方法がとられるのかもしれませんが、将来はまた違った手法がとられるのでしょう。弘道館は、黒い瓦と白い漆喰(しっくい)のコントラストがたいそうきれいな屋根のようです。
紙壁(弘道館 三の丸1-6-29)
弘道館の紙壁は、7層に薄紙を貼り、最後に上張りという厚紙を貼って仕上げているそうです。写真に見える説明によると、一層目を骨縛りというそうです。中心ある芯の部分を固定するという意味なのでしょう。好文亭にも紙壁がありますが、少し作り方が違うような感じがします。
高瀬舟(水戸市立博物館 大町3-3-20)
森鷗外の小説にもある高瀬舟は、地方によってそうとう形は違ったようですが、江戸時代を代表する吃水(きっすい)が浅くて細い川舟だったようです。日本の至る所にある、水深がそれほど深くない川を往復するのに向いていた舟だったのでしょう。水戸でも那珂川ばかりでなく、ほかの小河川でも使われたようです。去年開催された「那珂川ヒストリー」展で見ました。
仏像(常陽資料館 備前町6-71)
常陽資料館の「日本の仏像展」に展示されていた、仏像の構造が分かる模型です。東大寺中性院(ちゅうしょういん)の弥勒菩薩立像(りゅうぞう)だそうです。平成26年の小島久典による作品だそうです。寄せ木造りでつくられた仏像の様子がよく分かるようです。
鉄道(水戸市民会館 泉町1-7-1)
7、8月に開催された、鉄道模型体験ランドにあった鉄道模型のレイアウトです。マニアの人たちにとっては、うれしい企画だったことでしょう。
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