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水戸の見て歩き

水戸の床(3)

2021-06-28 19:54:29 | 水戸

弘道館(三の丸1-6-29)
 藩主の部屋である、弘道館の至善堂と正庁の2室だけは、床が二重張りになっているそうです。防寒や、防備のためのための構造のようです。床板の約35cm下に、厚さ1.5cmの板が張られているそうです。下の板には端に斜めの面取りがしてあり、隣の板の面取り部分と上下に重ねて密閉するようになっているそうで、その技法を「相じゃくり」というそうです。写真は至善堂です。

 

中崎家住宅(鯉淵町2897 )
 囲炉裏のある日常の場は板張りだったようです。磨き込まれていたようでつるつるに光っているように見えます。座敷などの部屋には畳が敷かれています。元禄1年(1688)の建築物だそうです。

 

茨城県近代美術館(千波町666-1)
 四角と三角を組み合わせたデザインで、いかにも近代美術館といった雰囲気を作っているようです。

 

茨城県庁(笠原町978-6)
 2Fの床です。このような四角い石と、三角の石が敷かれています。また、点字ブロックも設置されています。

 

水戸市役所(中央1-4-1)
 2F等はカーペットが床に敷かれています。タイルカーペットというらしい、4-50cmの正方形に切断されたパネルが並べられているようです。これなら部分的な取り替えができて、修理が楽なようみ見えます。なお、1Fには石板が敷かれています。

 

低区配水塔(北見町2-11)
 配水塔の脇に鍛冶舎があります。その中に炉とともに、金床(かなとこ)が残っています。金床は、修理や加工をするために、熱した金属をのせる加工台のことだそうです。鍛冶舎は、水道施設や道具を修理する時に使われたのでしょう。

水戸の床(2)


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