ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の山号寺額(2)

2021-07-21 20:17:14 | 水戸

浄安寺(緑町1-13-22)
 山号は三縁山で、浄土真宗大谷派の寺だそうです。建保6年(1218)に証安が稲田(現・笠間市)にいた親鸞に帰依して、水戸の吉田村に草庵を建てたのが始まりで、今の所へは、元禄5年(1692)に徳川光圀の命によって移ってきたそうです。

 

常照寺(元吉田町2723)
 光圀筆の仏日山という山号額です。源(みなもとの)光圀と額にあります。徳川は源氏の流れをひくということで、源を名乗っていたようです。光圀の招きで水戸へ来た常照寺初代・敬峰は、光圀が死去したために会うことはなかったそうです。

 

福徳弁財天(渋井町)
 寿仏山とあり、芝・増上寺の大僧正の字のようです。増上寺との関係があるのでしょうか。首なし弁才天の伝説があるそうです。

 

本法寺別院(河和田町4382−100)
 妙栄山とあります。現住職の父が、満蒙開拓青少年義勇軍の慰霊のためにと、東京・本法寺に土地を寄付したことで、その別院としてつくられた寺だそうです。

 

本行寺(上水戸4-8-1)
 法栄山のようです。身延日調とありますので、昭和7年に死去したという身延山久遠寺80代日調の筆なのでしょう。慶長3年(1598)の佐竹氏時代に建立された日蓮宗の寺だそうです。

水戸の山号寺額(1)


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