今回も蛙股の枠内にある彫刻のいろいろを集めてみました。こうして見てくると、そうとういろいろな種類があるようです。
吉田神社(堀町36)
本殿の蛙股です。2羽の鳥が彫られています。
宝蔵寺(谷田町633)
中央に菊花が、その両側に左右対称の葉が彫られています。彩色の跡も見えます。境内にあったお堂の蛙股です。
白幡神社(小林町655)
少し変わった意匠で、前に波があり、奥の方に花らしいものがあります。これは本殿側面にある蛙股です。
楊林寺(三湯町45)
仏教の法具の一つである法輪は、中に8本の線があるのですが、写真は4本です。でも、これも何となく法輪のような気がしますがどうでしょう。本堂向拝にある蛙股です。
祇園寺(八幡町11-69)
ここは円形が彫られています。彫りの凹凸で、ケヤキの年輪の模様が複雑に変化して見えます。鐘楼にある蛙股です。
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