今回は、植物の実にあるトゲを選んでみました。
アカメガシワ(逆川緑地 千波町)
この状態のあと、トゲのある実が割れて丸くて黒いタネが出てくるようです。タネが実る前に食べられないようにトゲがあるのでしょうか。アカメガシワの樹皮には整腸作用があるそうです。
オオオナモミ(酒門町)
北米が原産のひっつき虫のようで、トゲといっても、先端は丸く曲がっていて、引っかかる構造になっているようです。日本では、昭和4年に初めて見つかったそうです。いっぽう、在来種のオナモミは、絶滅危惧種になっているそうです。
クリ(萱場町)
虫に対する防禦物としてトゲがあるというのですが、小さな虫にどのくらいトゲが役立っているのかよくわかりません。実際、アブラムシやゾウムシなどの仲間が繁殖するようです。でも、クリは植物のトゲといえば、まず思い出す最たるもののようです。写真は、まだ若いクリの実です。
モミジバフウ(偕楽橋 36°22'23.3"N 140°27'17.9"Eあたり)
乾燥すると、トゲの下にあいた穴から、翼のついたタネが出てきて、舞ってゆくようです。
フッキソウ(水戸市植物公園 小吹町504)
ツノのような、トゲのようなでっぱりが二つ、実にはあるようです。ただし、実はアルカロイド系の毒を含むそうですので、可愛い見かけとは違って注意しないといけないようです。
オオオナモミを探しています。
酒門町のどの辺りにあるのか知りたいです。
よろしくお願いいたします。