香取神社の本宮である香取神宮(香取市)の祭神は、経津主命(ふつぬしのみこと)だそうです。経津主命は、天照大神(あまてらすおおみかみ)側の交渉役として武甕槌命(たけみかづちのみこと)とともに派遣されて、大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを実現させたという武神だそうです。香取神宮は、大和朝廷が東北支配を目ざすための守護神でもあり、進出の拠点でもあったようです。おもに関東から東北にかけて400社ぐらいの香取神社があるそうです。
徳川光圀が地震を押さえる要石を掘らせた(鹿嶋市の鹿島神宮にも同様の逸話があるそうです)とか、お手植えの桜があるとか、光圀のゆかりもあるようです。
水戸には、香取神社という名称だけでなく、鹿島香取神社、春日香取神社、香取稲荷神社等、他の神社と合祀された香取神社がいくつもあります。
木葉下(木葉下町1)
のぼりにくい高台の上にある神社です。木葉下(あぼっけ)の1番地です。村のだいじな神社だったのでしょう。
島田町2042
建物に組み込まれた彫刻に相当気を配ったように見える神社です。
中大野716
地図では香取神社となっていますが、地元の人はお稲荷さんといっていて、社前には狐が並んでいました。稲荷神社が合祀されているのでしょう。
大串町496
ここは、シイやタブの古木が茂り、うっそうとした境内がかたちづくられています。
小吹町876-1
たくさんの石灯籠が社前に並んでいます。枯れたらしく、掘り起こされたご神木の杉の根が保存されていてみごとです。
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