ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の青面金剛(3)

2018-10-26 20:16:43 | 水戸

 青面金剛(しょうめんこんごう)の姿は、手が6本あって、体正面の手は合掌したり剣を持ったりして、残りの手は、三叉の槍(三叉戟(さんさげき))、斧(おの)、弓矢、剣、輪、羂索(けんじゃく 縄のこと)などを持ち、炎型の髪をして、鬼神ではない善神の衣を着るといったもののようですが、つくり手によってかなり変化があるようです。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 牲畜供養碑の前にあります。合掌形で、宝剣、斧や羂索などを持っています。

 

本郷庚申塚(鹿島神社(飯島町734)向かい)
 新造された庚申塚の右奥にあります。合掌形で、宝剣や法輪などを持っています。

 

見川2(偕楽園公園もみじ谷西側入口近く)
  合掌形で、法輪や三叉戟などを持っています。

 

宝蔵寺(谷田町633)
  持剣形です。宝蔵寺には青面金剛がいくつもあります。

 

東大野の共同墓地(東大野区民館南東約300m)
 合掌形です。劣化で見にくいのですが、天明6年(1786)と読むのはどうでしょうか。

水戸の青面金剛(2)

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ぶらっと歩きの風景(19)

2018-10-25 20:03:10 | 水戸

 どれも今月撮った写真です。

 

ラッカセイ(小吹町)
 掘り出されたラッカセイが畑一面に干されていました。このあたりはあちこちでこの風景が見られました。

 

シキザクラ?(向井共同墓地隣 平須町)
 たぶんシキザクラだと思いうのですが、冬咲きのサクラが満開になっていました。冬咲きのサクラはけっこう長い期間咲いているように見えます。

 

滝の裏から(水戸市植物公園  小吹町504)
 滝の裏からテラスガーデンを見るのは一興です。

 

鹿島神社本殿(上国井町)
 屋根の向きが普通と90度違う珍しいスタイルの本殿でした。このスタイルは、今のところ、もう一社(牛伏・十二社神社)見ただけで、非常に数少ないようです。神社東側の倒れた鳥居が再建されていました。(ほかに田谷町の熊野神社本殿も同様でした。 令和1年10月)

 

巨大三輪車(七ツ洞公園 下国井町2243)
 KUNITA DE ARTの一環で行われていた、マルシェストリートで見かけました。大人と比べても、そうとう大きな三輪車です。

ぶらっと歩きの風景(18)

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水戸の方形造り(1)

2018-10-24 20:44:35 | 水戸

 宝形造り(ほうぎょうづくり)とも書く屋根形式だそうです。屋根の面が交叉する隅棟(すみむね)が、中央の一点に集まる造り方のようです。壁が四面の場合は四注造りともいうそうです。
 水戸で一番有名な方形造りは、仏性寺の重要文化財・八角の本堂でしょう。四阿(あずまや)の多くも一番身近で見られる方形造りの建築でしょう。お寺でも比較的小さな建物でときどき見られます。多くはてっぺんに宝珠とその下の台座である露盤とを乗せているそうです。

 

仏性寺本堂(栗崎町1984)
 東日本大震災で被災したため、平成26年に再建された本堂も、少しずつ時間の経過を感じさせる姿に変わってきているようです。

 

六地蔵寺四阿(六反田町767)
 四阿(あずまや)の屋根中央から切られた柱のようなものが下に少し出ているのをよく見ますが、かつての中央柱の名残りなのだろうと勝手に思いこんでいます。この四阿にもそれが見えます。

 

下市不動尊(利生山薩埵寺(りしょうざんさったじ) 浜田2-5-24)
 九町目不動尊ともいわれて下市の守護仏だそうです。現在は六反田の六地蔵寺が祭祀を行っているそうです。

 

満徳寺薬師堂(赤尾関町)
 満徳寺、薬師堂、春日神社と、3つの建物が並んでいます。ここは江戸通景(みちかげ)が赤尾関に築いた城のひとつだそうです。また、入口にあるケヤキの巨木は見事です。

 

正覚院(開江町393)
 本堂が再建中で、現在仮本堂として使われているらしい建物です。本尊は聖観音だそうです。

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水戸の実と種(7)

2018-10-23 20:52:35 | 水戸

 まちなかで見た、木本の実あれこれです。みな今月になって撮った写真です。

 

サカキ(吉田神社 吉沼町175  撮影10/6)
  モッコク科。神事で使われる玉串にサカキは使われますので、神社境内に植えられることが多いようです。「榊(さかき)」という漢字は、そうしたことから作られた国字のようです。

 

モチノキ(香取稲荷神社 東大野町158 撮影10/6)
 モチノキ科。モチノキも御神木として神社に植えられることがあるようです。樹皮から鳥を捕らえるときに使われたトリモチがとれるのでつけられた名前のようです。

 

クマシデ(中沢池公園 元吉田  撮影10/19)
 カバノキ科。神社のしめ縄などに垂らす紙垂(しで)に雄花の花穂が似ているのでいうようです。外のシデの仲間より花穂が大きいのでクマシデ(熊四手)というそうです。写真は雌花です。

 

ノブドウ(野木神社(元吉田町2574)近く 撮影10/19)
  ブドウ科。色が多彩で面白いのですが、白いのが本来の実で、青や紫の実にはガなどの幼虫が寄生しているのだそうです。

 

エンジュ(双葉台2の通り 撮影10/20)
  マメ科。街路樹として時々見かけますが、豆がさがり出すと秋を感じさせてくれます。古名は「ゑんす」だそうです。

水戸の実と種(6)

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水戸の大杉神社(2)

2018-10-22 21:09:29 | 水戸

 稲敷市阿場(あば)にある大杉神社への信仰は江戸時代にたいへんさかんだったようで、神が勧請されて神社があちこちに建てられたようです。小社がほとんどですが、今でもあちこちで見ることができます。

 

日鷲神社(金谷町227)
 この鞘堂(さやどう)の中に、大杉神社の小社がありました。祭神は高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)で、阿場の大杉神社(主祭神は倭大物主櫛甕玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)だそうです)とは違うようです。

 

大杉神社(鹿島神社(上国井町2308)脇)
  鹿島神社の南方隅に、いくつかの馬力神などとともに、並んでいます。

 

大杉大明神(上国井町)
  街道(県道102号線)から少し入った道のわかされにありました。

 

伊勢神明社(柳河町411)
 祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)だそうです。大杉神社は山倉神社ともいわれているという解説がありました。境内社の内、どれが大杉神社なのか分かりませんでした。写真は境内社の一つです。

 

八坂神社(大場島集落センター(大場町4921-1)脇)
 ここには石尊大権現、水神尊、別雷皇太神、三峯神社、大杉神社があるそうです。ただ、どれが大杉神社かは分かりませんでした。写真の内の一つが大杉神社なのでしょう。

水戸の大杉神社(1)

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