年号の分かる灯籠を選んでみました。見たうちでは、妙雲寺の灯籠が一番古いようで、次が東照宮にある徳川頼房奉納という慶安4年(1651)の銅製灯籠のようです。
正保3年(1646)(妙雲寺 見川2-103)
位が高い人の墓前に置かれた灯籠のようです。妙雲寺には、光圀の妹・菊姫の夫である松平駿河守康兼や、光圀の傳役(養育係)・小野言員(ときかず)などの墓があります。
位が高い人の墓前に置かれた灯籠のようです。妙雲寺には、光圀の妹・菊姫の夫である松平駿河守康兼や、光圀の傳役(養育係)・小野言員(ときかず)などの墓があります。
天明8年(1788)(稲荷神社 加倉井)
竿に「奉上」と年号が刻まれています。これも火袋がなくなっていて、宝珠はまにあわせのようです。国道51号線の加倉井信号の脇にある稲荷神社にあります。
享和3年(1803)(吉田神社 下入野町1352)
永代常夜灯と書かれていて、宝珠にこった意匠が見られます。石段をのぼった所にあります。