ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の龍(6)

2021-12-15 20:18:30 | 水戸

焼香台彫刻(清巌寺(せいがんじ) 水戸市元吉田町3240)
 境内にある観音・呑竜堂内にある焼香台に金色の龍がいました。

 

徳川頼房奉納灯籠基礎(東照宮 宮町2-5-13)
 傘の部分に水を吐く龍がいますが、基礎部分にも龍がいました。

 

蔵棟木装飾(堀町)
 水戸では突き出た棟木の先端を保護する装飾がよく見られます。小さな鏝(こて)細工の作品といっていいでしょう。その中に、龍もありました。

 

龍松(りゅうしょう 千波町)
 龍の爪を連想させるので、このようにいわれるそうです。暖地で生育する松のようです。

 

竜光院仮堂(大井神社(飯富町3475)北側の竜光院墓地)
 墓地の北側に竜光院はあったようです。竜光院の住職として遅月(ちげつ)がいたこともあり、文化3年(1806)には、境内に芭蕉句碑を建てたそうです。かつては境内に5つの寺があったそうですが、徳川斉昭の天保年間に無住ということで廃寺になったそうです。さらに文久2年(1862)に落雷で竜光院は焼失したそうです。現在は墓地に仮堂が建てられているようです。また、ひたち野社が建てた遅月句碑もあります。竜光というのは、龍の持つ玉から出る光なのでしょうか。

水戸の龍(5)

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水戸の馬頭観音(8)

2021-12-14 20:06:48 | 水戸

 最近建てられた馬頭観音碑を選んでみました。まだ令和の年号を刻んだものは見かけませんが、平成22年の馬力神碑がありました。水戸では、現在も建て続けられているようで、非常に数少ない今に続く信仰形態の一つのようです。ペットのお墓を建てるのが増えてきているようですので、今後も馬の飼育がおこなわれるのならば、お墓としての馬頭観音碑も建てられていくのだろうと思いました。

 

上河内(かみがち)町共同墓地(上河内町36°25'02.6"N 140°27'22.7"Eあたり)
 平成22年建立です。ここには、いろいろな種類の馬頭観音碑がまとまってあります。「馬力神」という表現は、明治の廃仏毀釈以降に行われている、仏としてではなく神として祀ることをあらわすもののようです。

 

小泉町(36°20'32.7"N 140°34'03.3"Eあたり)
 平成8年建立の「馬頭観音」です。水戸市消防団第十九分団の脇にあります。既に枯れていますが花が供えられていました。

 

平須町(36°19'34.7"N 140°25'57.7"Eあたり)
 「馬頭観音」です。側面に「平成五年秋彼岸 平須町中」と彫られています。隣に軍馬の紀念碑もあります。

 

白旗神社(平須町36°19'50.4"N 140°25'16.1"Eあたり)
 昭和59年建立の「馬頭観世音」です。鳥居前に、この碑のほかに、馬頭観世音碑と子安観音像各1基が並んでいます。

 

上河内(かみがち)町共同墓地(上河内町36°25'02.6"N 140°27'22.7"Eあたり)
 昭和57年建立です。上の「馬力神」と同じ場所にある碑です。「馬頭観世音」と彫った黒御影石製で、お墓という感じです。

 

好文橋脇(見川36°22'08.3"N 140°26'39.6"Eあたり)
 昭和49年建立の「馬頭観世音菩薩」です。馬頭観音をあらわす、カンという文字が上方に刻まれています。「多宝院檀家一同」で建てたようです。多宝院はすぐ近くにある護国寺(見川1-1190)の院号です。

水戸の馬頭観音(7)

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水戸の蛙(4)

2021-12-13 19:33:17 | 水戸

蛙のオブジェ(結いのはな 姫子1-793-4)
 花店入口あたりの柱にありました。だいぶ長い期間登ろうとしているようですが、柳に飛びつこうとする小野道風の蛙を思いだしました。

 

蛙のオブジェ(酒門町)
 スコップとしてはそうとう使いにくそうですが、庭に飾るにはうってつけのようです。

 

門の縁起物(杉崎町)
 石の蛙はよく門柱などに置かれるようですが、これは陶製で、子蛙が乗っています。親子でにらみをきかせているようです。

 

浜田のかえる(石崎菓子玩具店(本町3-3-1)前歩道)
 浜田小学校は田を埋め立てて建てられたそうで、そのためにすみかをゆずった蛙たちのために、小学校では蛙をシンボルにして感謝したそうです。写真は、本町商店会が建てた蛙碑のようです。像は後藤末吉、書は川又南岳だそうです。

 

ヌマガエル(下大野・玉泉寺薬師堂付近)
 5cmくらいの小さな蛙のようですが、国内南方から次第に棲息領域を広げている品種のようです。田でよく見られるようです。

水戸の蛙(3)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(88)

2021-12-12 18:26:53 | 水戸

七ツ洞公園の池(下国井町2243)
 もみじの色が映った水面にカルカモなどが浮かんでいました。カモも水鏡のきれいな色を楽しんでいるのでしょう。

 

渡里湧水群(渡里町)
 「渡里湧水群を活かす会」が、第41回緑の都市賞 内閣総理大臣賞を受賞したそうです。先年の台風でおおきな被害を受けたようですが、すっかり復興もなり、その努力はたいへんなものだったろうと思っていましたが、それらもむくわれたことでしょう。これからの展開が楽しみです。写真は東側の入口に建てられた受賞記念ののぼりです。

 

ラクウショウの気根(水戸市植物公園 小吹町504)
 今までこれほど気根は出ていなかったような気がするのですが、池付近に植えられたラクウショウにたくさんの気根が見られました。

 

小場江用水路解説板(七ツ洞公園南側入口付近 36°26'06.9"N 140°26'32.3"Eあたり)
 最近、国田歴史学習会による解説板があちこちに建てられているようです。とおりいっぺんな解説ではなく、しかも分かりやすくて、いいなあと思っています。

 

土のうステーション(吉田市民センター 元吉田町1736-5)
 最近市民センターに設置されるようになったらしい、土のう置き場です。他の市民センターでも見ました。使用したら今後に備えて自宅保管をするようにというやり方のようです。 

ぶらっと歩きの風景in水戸(87)

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水戸の三角点(5)

2021-12-11 20:41:37 | 水戸

 三角点を見つけるのは、なかなかたいへんなようで、今回は、どれもさがすのに苦労しました。行政は定期的に点検しているようです。

 

鯉淵町(36°21'01.8"N 140°22'08.8"Eあたり)
 塚原共同墓地の近くにある畑の中あたりです。25000分の1の地図では分かっていても、実際に見つけるのには苦労しました。

 

鯉渕町(36°20'38.3"N 140°23'00.9"Eあたり)
 交差点信号近くの藪の中にあります。これも見ただけではまったく分かりません。鯉淵町には2ヶ所あるようですが、町が広いということなのでしょう。

 

報仏寺(河和田町887)
 鐘楼脇にある、河和田城時代の土塁上にあります。なぜここが選ばれたのだろうと思いました。

 

田谷町(36°26'01.4"N 140°27'07.2"E)
 畑の中にあって、見つけるのは難しそうです。近くの人に聞きましたが分かりませんでした。見つけたのは直感でした。

 

酒門町(36°19'23.5"N 140°28'09.0"Eあたり)
 夏に行ってみましたが、まったく分かりませんでした。田の畦の上にありました。冬の草が枯れた頃に見に行くのがよいようです。

水戸の三角点(4)

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