まるで、自信がもてない日々が続いておりました。
コーディネイト面において。
でも、なんか。
ようやく、落ち着いてきたといいますか
しっくりしてきたかな、と思えました。
では、最近の服にまつわる話を・・・
ビームスプラス、ちょこちょこ通っているのですが
サウスウィックのスーツ、ジャケット類
ビルズカーキ等の私の欲しいアイテムに関して
品物の在庫が少ない。取り寄せに時間がかかる。
というつらい局面があります。
パターン・オーダーでもかなりの時間がかかるそうです。
で、オリジナルにと思ってもサイズがないと。
インディヴィジュアライズド・シャツ、トロイこれらのシャツ
ソックス、ベルト、こんなところをここでは揃えようかと。
無難なところでブリーフィングのカーキのバッグ。いいです。
ユナイテッド・アローズでは今回の服ブーム再燃のきっかけとなる
紺ブレをかっていたが、これがなかなか着回しにくかった。
ENGLISH LTDという聞き慣れないブランドのものだが
微妙な具合にやぼったい。
シャンブレイのシャツだったり、ニューバランスのスニーカーだったり
そういううまい崩しにはもってこいのアイテムだった。
2パターンくらいは決まるが、ちょっとしくじるとえらください。
ダサかっこいい、ではなくダサい。しかも不安。
ラルフローレンの少し奇麗なカーキのパンツをあわせてもきつかった。
なんともしっくりこない状態で、補足アイテムとして
バーニーズのニット・タイなんかを探しに行くと
野暮ったい路線に不安を感じたりして。
かといって、今までのようにバーニーズづくしがいいとは思わない。
でもやっぱりその突っ走っている感じはいいなとも思い
その先頭をめざしている方がシンプルなのかな~と思ったり。
たとえオリジナルでもバーニーズの紺ブレにパンツはインコテックスとかで
迷わず選んでいた頃が懐かしい。不安なんかなかったもんな。
店員さんもだいぶ変わってきていて特に誰とも接触せず見回った。
リトル・ベアー氏だとかヨシノリ氏に聞けばあっと驚くアイテムが
出てくるかもしれない。そしたらもうそれでってなるかもしれないけど
やめておこう。去年、一応の満足は得られたし今の僕のメロウな生活
にはあまりにまぶしい。
さて、で久々にブルー・ブルー横浜へ。10年前は毎日のように通った店。
店のすぐ横は開講150周年記念に向けての整備が進んでいた。
あの汚い波止場の風景はなかった。なんだか切ない気持ちになった。
話はそれるが、ハリウッド・ランチ・マーケット周辺には私は継続して
通っていた。年に数回程度。ハイ・スタンダードでスウェットをかったり(ジム用)
していた。しかし、ブルー・ブルーにはほんと、久々に入った。
お店のなかは以前と変わらず最高の空間だった。二階へは上がれなくなり
その分奥に広がっていた。ギワラ店長がいたので近況報告。外に出て
二人で開発途中の港をみて悲しむ。10年分の話はつきなかった。
でもって、最近の僕の服の悩みを打ち明けた。
すると、ギワラさんの目がきらりと光った。
そう、ここにもサンフランシスコというオリジナルの商品があって
それはそれでアメリカン・トラッドのエッセンスをたぶんに含んでいた。
しかし、ギワラさんが取り出してきたのは
ハントブラッチフォードというUSメイドの紺ブレだった。
いやはや、すごいいい!
そしてトロイのシャツもしっかり取り扱っていた。
で、聖林独特の洒落具合なタイ白と赤のストライプ。
ばしっと決まるな~。
ブルーブルーから足が遠のいたのはリアルな服を求めたから。
シンプルなといってもいいのかも。
でも、現在の僕は再びなにかになりきろうとしているのかもしれない。
アメリカ製のタフな服に寄りかかり投げやりだった状態から
タフであることに変わりはないが、そこに一貫したスタイルを決める。
アメリカン・トラッドという。
それは港おとこになりきろうと洒落ようとしていた10年前の自分と
そうは変わらないのかもしれない。タフな服をトラッドに着たおしたい。
モスコットのメガネに原宿ラヴミーテンダーのポマードでオールバック。
それは普通の僕ではない。が、それになりきる。平然と。
で、まるで制服のようになにも考えず着回し
経年変化を感じさせないタフな服を着続け、服と同化する。
で、昨日のコーディネイトはというと
アローズの紺ブレ、シャンブレイシャツ、リーバイスデニムパンツ
そしてクラークスデザートブーツ。
かなりしっくりきた。今日初の組み合わせだったが
うまくいった。気分が良かったので銭湯へ行き
ぐでぐでになるまで湯につかって出て、冷まして
でその服装で歩いた。
んん。気分がいい。
徐々にではあるが、つかめてきた。
再びブルーブルーに通うことになるかもしれないな。
店からも近いし。店にチャリおいて、それでいこうかな。
ジオスのチャリにしようかな。
ホワイトの。
物欲は果てなく続き、金は水のように流れる。
それでは!