オイラにっぽんじんとして極一般的な感性の持ち主であると信じ、これまで社会の方向性に迎合することなく生きてきた。
それがこの数年来、「アレッ?何か違うぞ!?」ってな疑問を度々覚え、一人時代錯誤に陥ったかのような錯覚に陥る。
と言うのも、例えが低俗で恐縮だが、かつて、女性グループ歌手の中で誰が一番可愛いかといった話題になった時、
個人の好みで意見が分かれはするも、オイラその中でも多数派に属していたことから、まぁ普通の感性であると自覚していた。
コレも時代錯誤の表れか?
ところがである。先日、妹とその次女が我が家に遊びに来て、何かの拍子でAKB48の話題で盛り上がった時のこと。
「オジちゃん、AKB48の中で誰が一番可愛いと思う?」と姪っ子に聞かれ、ボクちゃん「ともちん!」と即答したんだが、
それを聞いた妹と姪っ子は、ゲラゲラと笑いながらも「何で~?」と言って物珍しい物でも見るような顔つきをした。
そこで「何で前田敦子なんだ?ともちんがNO1でないのが不思議だ」と、かつての多数派を根拠に力説すると、
姪っ子の言う事にゃ、「オジちゃん、ズレてる~ ともちんは可愛いけど、今風の若者には受けないんだよね~」だと。
「それと~ AKBのファンってオタク系が多いから、ともちんの顔はオタク系向きじゃ無いのね」とバッサリと切り捨てられた。
オジちゃんズレてると言われ一寸ムッ!としたオイラではあるが、そう言われてみると思い当たるフシも無くはない。
第一、前田敦子が可愛いとは思わないし、シャツの裾は必ずズボンの中に入れるしで、時代遅れの感は否めないが、
だけんどもね、多少時代ズレしようとも、少なくともオイラオタク系じゃなかったってことが分かっただけ良かったわ。
おかげ様で、一等賞!
↓