2022年「A&Kの菜園日記」防鳥網の撤去
7波のコロナ患者数はうなぎ登り、都市部の自宅療養者も増え、119番通報にも制約を求められ、救急搬送先を数時間探し回る状況が続いています。症状が無ければ、怖くて抗原検査・PCR検査も受ける気になりません。行動制約を国民に求めない政府方針の中、どこまでコロナ禍は拡大するのでしょう?
6月20日にジャガイモの収穫を終えてから、まともに畑作業に出ておりません。追肥もせずに、僅かな夏野菜の収穫はKに任せっきりです。台風は数個発生しますが、直接の影響は少なく? 高気圧と前線の狭間の降水帯が全国に及ぶ悪天候と極端な陽射しと雨不足が、生鮮野菜の価格を乱しています。ここ数年の高温熱波状態、8月にかけて35度以上の猛暑日が日本各地で観測されました。二日がかりのスケジュールを2回消化、後は自宅で天気に左右されてゴロゴロしていたのがAの実態です。付け加えれば、終活のためのネット販売に偏ったのも原因の一つかも?
8月7日 防鳥網の撤去 10:30~13:00
一昨日の深夜から早朝にかけ結構な降雨がありました。丸一日をへてぬかるみも大分乾いたので、防鳥網の片付けと、見苦しくなった雑草の除草作業に出ました。7月のいつだったか、「トマトも終わったので元を切ったから!」とKより事後報告がありました。その後行ってみると支柱だけが虚しく直立していました。追肥もせず腰の重いAに、むかっ腹が立ったのでしょう。
今日は曇天の無風で湿気があり熱中症が心配ですが、自然はしっかりと着実に秋の播種時期へと向かっています。作業送れのAとしては「暑いの!寒いの!」と言ってられません。
(8月7日 1ヶ月ほったらかしの畑 作業前)
腰高にぐるっと張り巡らした(風の)あおり止めの紐を外し、撤去しやすく細工した支柱頭頂部の引っ掛け金具から網を外していきます。網の環に通した張り紐から網が外れないように、張り紐の端を処理してから網を外します。網の下部の張り紐は無く、ダランと下げているだけなので、上部が張り糸から外れバラバラになると次回の展張に無駄な時間をかけるからです。網下部に雑草が所々巻き付き、手を止めざるを得ません。無理矢理引っ張ると網が破けそうです。僅か15mの周回長ですが、網外しに30分以上かかりました。日頃の除草の手抜きに、このようなしっぺ返しが最後にありました。
初めての防鳥網展張経験ですが、使用したイボ付き支柱(Φ21mm×210cm)と丸鉄棒2本束ね支柱(Φ6mm×90cm×2本)の埋め込みは成功でした。他の方のネットでは埋め込みが甘く、斜めになって倒れそうなものも見られましたが、Aのところは充分な支持力が確保できたようです。防鳥網撤去の手順は、展張時の真逆を行い1時間チョットを要しました。
(支柱頭頂部のC金具から網を外す A )
(埋め込み支柱からイボ支柱を外す A )
その後、途中から応援参加のKも加わって、撤去と除草に2馬力となり作業に拍車がかかりました。強い陽射しが無い分、曇天の無風でますます湿気が増すようで、作業環境としては相殺、水飲みの回数が多くなります。写真写りも悪く、すでに夕方のような写り具合でした。それでも久し振りの除草作業は何やら新鮮? 20年以上染みついた手練れの除草にA&Kで小一時間、やっとお仲間の皆さんと同等の作業過程にたどり着きました。
(Kの応援参加で2馬力 作業がはかどります A&K )
(除草手慣れた20年の経験の見せ所 A&K )
(小一時間で除草完了 A&K )
(作業後スッキリ これで皆さんと同じスタート位置)
巷で囁かれていることですが、「今年は蚊が少ないようね?」とか。Aの台所でも、昨年は「ホイホイハウス」に大小のゴキブリが数匹ずつ入ったものですが、今年は同じ数のハウスに1匹がせいぜい、全く空のものもあります。深夜のカサカサ音もありません。この酷暑が影響しているのでしょうか?
オーナーのTさんのアドバイスを得て設置した初めての「防鳥網」ですが、同じように設置したお仲間の方の中に、「全く、それらしい鳥害の兆しが見られなかったので、来年は止めるわ!」と言われる方がおりました。他に同調意見の方もおり、Kも「うちも止めるわ! 網で作業もしにくく、除草もままならないわ」と言い出しました。年々の猛暑による高温熱波の環境変化が、夏蚊やゴキブリ、近隣の野鳥まで影響があるのでしょうか? 蝉時雨が遠のいたのは、いつ頃からでしょうか? 人間も住みにくくなる環境が直ぐそこまできているようです。自然に排除されないように、自然環境にしっかり配慮しましょう。
(2022年8月7日の畑)