卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年 紫苑のカタログいろいろ 日東ハンドル製作所

2021年07月24日 11時38分46秒 | 紫苑のカタログいろいろ

 

 

(株)日東、かつての社名は「日東ハンドル製作所」でした。1923年(大正12年)荒川区で2月11日創業、創業当時は「日東電鍍金工場」というメッキ業者でしたが、1925年(大正14年)にはハンドル製造の専門業者となりました。競輪が創設された1948年(昭和23年)会社設立、競輪開催初年度よりNJS(日本自転車振興会)規格のハンドル生産を始め、現在唯一のNJSの認定を受けた、ハンドルバー、ステム、シートポストのメーカーです。

 

「掲げられた日東の社訓の他、代表取締役・吉川 章氏によると

 

『NITTOは

1 グローバルなボーダレス市場に私達は、まず「安全」を売ります。

2 美しく、軽く、機能をそなえた製品を、私達は作ります。

3 優れた製品を作るため、私達はたゆまぬ研さんを重ねます。

4 お客様にご満足していただける商品をお届けし、私達は国際社会に貢献します。

好機がやって来た、皆で挑戦しよう chanceだ chanceだ 世界一のハンドルメーカーを目指そう』

 

日東の製品は、全て日本国内で製造しています。NJSの製品は、主にプロの競輪選手が使うため、考えられる材料の中で一番いい材料を使って製造しています。世界で通用する製品を作るには、まず、世界基準で作らないといけないので、一番厳しい国の規格に合わせて、ずっと作ってきました。その中でも、NJS部品を製造する際は、日東ではそれを上回る基準にしています。壊れない製品を作るために徹底的にこだわっています。」

(「月刊 競輪WEB」(2014.2.10))

 

会社が荒川区にあった1976年9月のカタログと、翌年(1977年)ベネゼエラ・サンクリストバルで開催された「世界自転車競技選手権大会」プロ・スクラッチで中野・菅田両選手が金・銀のメダルを獲得した時のハンドル&ステムのカタログもあります。

Aがツーリングで使用した#132のランドナーバーと、#105のロード用マースバーが掲載されており、大変懐かしいカタログです。

 

(2021.7.24)

 

 

※ 掲載のコピーカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否かは不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっております。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡ください。早期に削除等の対処をさせていただきます。

 

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