卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(14)ゴーヤ棚の製作

2020年06月26日 12時16分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(14)ゴーヤ棚の製作

 

 

6月24日 ゴーヤ棚の製作と神楽南蛮の行灯外し 14:30~17:30

 

関東の梅雨入りは6月11日頃でしたか?……2週間前のニュースですが、良く覚えていません。ここ数日前は、梅雨らしい天気の雨降りでした。昨日・本日とドンヨリとした曇り空ですが、幾分土が乾いた本日、作業が出来そうなので畑に出ました。6月3日に定植し、短い支柱を立てたゴーヤが気になっていました。そろそろ蔓が空をつかんでいる頃と思ったからです。明日は、雨模様の予報です。

 

先日予報士の方が面白いことを言っていました。「空に三つ廊下」という、訳の分からない廊下の事です。゛降ろうか? 照ろうか? 曇ろうか? ゛というこの時期の天気の現象の「ろうか」を廊下に例えた言葉です。現象と現物で、ちょっと思い付かない掛け言葉です。日本の四季折々の天気予報で、梅雨時の天気予報の確率が60数パーセントで「一番悪い」と、予報士の方は言っていました。 ゛見ざる! 言わざる! 聞かざる! ゛の三猿も、同じような「感覚」の掛け言葉で、同じ事でしょうか?

 

3週間前の6月3日に「道沿いの畑」に定植したゴーヤと神楽南蛮ですが、梅雨入りを挟み、不順な天候で暑さ寒さが入り乱れたせいで、生育が良くなかったようです。ほったらかしにも出来ないので、合間の晴れに作業に出ました。

夏の味を楽しむゴーヤチャンプルは一度か二度で良いので、大がかりな合掌式棚などは作らず、畑の隅に直立式支柱で、こぢんまりと生育します。わずか数本の苗で育てますが、その繁茂ぶりは半端ではなく、グリーンカーテン用にも栽培されるので、昨今ではあちこちでその凄さが見られます。塀や柵沿いに植えれば、風に煽られながらも安定して、生育出来るのでしょうが、Aの畑では、結構風に煽られる場所での栽培が多くなります。かつて4、5度、台風・突風、爆弾低気圧などで、棚倒壊の憂き目に遭いました。その度に、しっかりした棚を…と、色々と手を変え品を変えますが、なかなか良い棚が出来ません。

今回、建築・農業資材にも使われて防食・耐食に優れた安価なガリバリウム鋼管と鉄筋を縦支柱として、横支柱は従来のイボ付園芸支柱を使用しました。直径19.1mmの鋼管と鉄筋(13mm)をうまく内蔵出来たことが、製作の動機になりました。長さ90cmの鉄筋を60cmほど土中に打ち込み、鋼管を上から差し込んだ支柱を5本縦支柱として、イボ付支柱を横支柱に2m弱(H)×3m(W)の棚にネットを張り、1時間半ほどかかりました。両端の支柱に、それぞれ鉄筋を補強として打ち込みました。

性格上、中途半端にぐらつくのが嫌で、ついつい遣り過ぎ感がありますが、自作の棚を何回も倒壊させていれば、この位はやってしまいます。お仲間には「A型ね!」と、言われております。

 

 

(6月24日 ゴーヤ棚縦支柱にガルバリウム鋼管を使用 A )

 

 

(6月24日「道沿いの畑」ゴーヤ棚横支柱取付け中 A )

 

 

(ネットを張ったゴーヤ棚にゴーヤを誘引中 A )

 

 

6月3日に定植した「神楽南蛮」が充分に活着、行灯より飛び出しそうになりましたので、本日、行灯を撤去しました。見た目より思いのほか生育しておりませんでしたが、誘引をやり直して、支柱に苗をしっかりくくりつけました。太く草勢の良い茎は、逞しく、嬉しくなります。初めての新潟県長岡市山古志の伝統野菜の栽培ですので、何とか成功させたく、どんなものが生るのか非常に楽しみです。

 

 

(6月24日「道沿いの畑」神楽南蛮の行灯撤去 A )

 

 

(6月24日 神楽南蛮の誘引のやり直し A )

 

 

(神楽南蛮 3/20播種 6/24になってもこんなもの?)

 

 

昨年11月8日に定植したネギ苗「森の奏で(もりのかなで)」150本でしたが、半分以下に減ってしまいました。「台風に強く、生長は遅いが、在圃性が良い」(※在圃性ー畑に置いていても品質に問題が無く、収穫期が長く続く性質)という事でしたが、何が悪いのか、次々と葉が枯れ、気が付いたときは、歯抜け状態の減数でした。先日、お仲間より同種類(1本ネギだが「森の奏で」ではない)の苗を頂いたので、補充として(この時期に同じ畝の間に植えても良いのか分かりませんが?)30本ほど歯抜けの間に植えてみました。ネギは、日常的に何時でも欲しい野菜ですので、「中の畑」にネギ畝を用意して、まとまった苗を購入したときに、何時でも定植出来るようにはしてあります。

 

 

(6月24日 頂いたネギ苗を歯抜け状態の「森の奏で」の畝に定植 A )

 

 

いろいろの夏野菜の収穫が、始まりました。ナス・キュウリ・ピーマン、青トウガラシなどで、トマトはあともう少し、オクラはまだ大分先かもしれません。ナス・キュウリ・ピーマンは連日鈴生りの状態で、数日気を抜くと、それぞれ巨大化して隣近所に差し上げるには、気が引ける大きさになってしまいます。(大き過ぎる野菜を好まれる方も、おいでにはなりますが!) 今年初めて栽培するキュウリ「夏秋節成り」は、次から次にその節成り通りの着果で、目を楽しませてくれます。スペースの限られた一本立ち栽培には、うってつけの品種と思いました。キュウリの写真に目印を入れてみました。

 

 

(6月24日 キュウリ「夏秋節成り」名前通りの節毎の着果)

 

 

(6月24日 例年に比べ格段に良いピーマン)

 

 

(6月24日 草勢の良い真夏の野菜オクラの収穫は少し先)

 

 

(6月24日 本日の収穫は写真の×2倍 お裾分けの残り分)

 

 

神楽南蛮と同様初めて栽培の落花生ですが、黄色い花を一輪根元近くに見つけました。枯れた花のつけ根から子房柄(しぼうへい・長い柄のようなもの)が下向きに伸び、土に潜った先で豆を付ける落花生、花が咲き誇ったら、潜りやすいように土寄せの時です。

神楽南蛮の手入れとゴーヤ棚の製作で、一息ついた「道沿いの畑」ですが、空いた1畝とジャガイモ跡をどうしようか? 迷っております。

 

 

(6月24日「中の畑」黄色の花を一輪見つけた落花生)

 

 

(6月24日 整えられた神楽南蛮畝とゴーヤ畝)


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