卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2024年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(5)メロン苗「ころたん」定植

2024年06月03日 20時32分34秒 | 日記・エッセイ・コラム

2024年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(5)メロン苗「ころたん」定植

 

 

5月始め、いつものホームセンター、メロン苗が5~6種類ありました。

お仲間のお一人が昨年メロンを作り、ご本人の弁では「まあまあの出来だった!」との事でした。A&Kだけ貴重なメロンを頂いたようですが、Aは興味が湧かず、今一つでした。その後、自治体広報記事を思い出しました。『小松菜でない新しい特産品を求め、今ある施設を利用して「メロン栽培」を数人の女性農家が始めた』というものです。

ホームセンターの苗は、3~400円で、接木野菜苗よりチョット割高の値段でしたので、その日はスキップしました。数日を置かず、同じホームセンターに行く機会がありましたが、導かれるように「出来心」で、POPカードの一番大きい苗「おうちでネットメロン ころたん」を買いました。手書きの値段は見辛く、予備として余分に数本購入しましたが、¥547/1本とメロンの中では、一番高かったようです。

大分、Kに嫌みを言われました。

 

 

5月15日 メロン苗「ころたん」定植 14:00~16:30

 

いつものことで、購入後のWebサイトチェック、(株)サカタのタネによると、

 

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「網目模様の入る高級フルーツの代表としてのネットメロン、「ころたん」は、西洋メロン系品種と他の各種ネットメロンをかけ合わせ、1000通りの交配を10年かけ、畑や容器(プランター・等)でも栽培を可能・開発した家庭菜園向けのネットメロンのブランド苗です。特徴は、果重300~500gの小振りな食べ切りサイズながら、時に草勢の良い場合には大きくなる傾向があります。厚い果肉で、糖度15度以上になる事も、「離層」形成後の収穫は、完熟メロンの味わいがあります。追熟すると風味が増します。」

(「ころたん」Webサイトより要旨)

 

※「離層」

果実が蔓本体から(熟して)離れる場合、その境部分で組織細胞の崩壊が起こるが、その部分を「離層」という。離れることによりその傷口から水分の損失や、有害微生物の侵入を防ぐために、スベリンなどを含む保護層が形成される。

(A)メロンはカボチャと同じウリ科なので、カボチャの完熟する果梗部のコルク化と同様の現象と思われます。

 

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なお、「本格的全国販売の開始は2012年4月」との事で、会社を挙げての意気込みみたいなものが説明書より感じられました。また、補足特徴で「表皮表面に軽く傷を付けることで、絵・文字の模様等が付けられる」と言う事でした。

「出来心」から購入したメロン苗ですが、興味が沸々と湧いてきました。後日、お仲間の一人が、昨年栽培したメロンも「ころたん」と言うことが判明、益々、楽しみになりました。

 

 

(目立つPOPカードにやられました!)

 

 

(POPカード折り返し中の説明書 丁寧!)

 

 

(果実的野菜苗「ころたん」¥547/1本×6ポット)

 

 

家庭菜園を始めて20数年、メロン栽培は初めての経験です。夏野菜畝の最後の一畝を使用しました。説明書の着果成功によると4株×3本子つる/1株×2個/1本孫つる=24個という結果のようで、誠に「取らぬ狸の皮算用」そのものです。雨除け必至、ウリハムシ防虫、人工授粉、摘芯、摘芽と手間も資材もかかりそうな前途です。なお、メロンは農水省の分類では、「野菜」もしくは、食生活の実態に応じた「果実的野菜」と分類されているようです。今後じっくり手間を楽しんで、美味しいメロンを栽培したいと思います。

 

今日5月15日は、雲の多い晴の天気です。「ころたん」の株間は、90cm相当を推奨しているようですが、狭い畝での「お試し栽培」、2m長に4株、株間50cmで定植してみました。「多数着果は良くない」との記述もありましたので、生育途中で着果を調整する積もりです。何より、栽培の広さが限定されていますので、その中での算段になります。また、生育初期のウリハムシの防虫を考え、子つる3本伸長生育までの防虫ネットを展張しました。

 

 

(5月15日 ミニネットメロン「ころたん」4株定植 A )

 

 

(メロン「ころたん」4株に灌水 A )

 

 

(メロン「ころたん」に防虫ネット展張 A )

 

 

「ころたん」に関する栽培動画は多く、色々参考になる事は多いようです。害虫忌避効果・生育促進としてのコンパニオンプランツ(混植)のマリーゴールドが、センチュウ虫除けの植物として紹介されていました。また、同じ科のキュウリが近くにあると、メロンの風味が薄くキュウリ化するなど「トレビア」類の内容もありました?

 

昨年同様に、黒マルチ展張時の液肥施肥投入穴をカッターで切開しました。以前は、粒状肥料を切開穴やマルチを剥がして追肥していましたが、この方法は、大変楽です。薄いマルチに穴を開けただけでは、野菜が繁茂してくると穴開け個所が見にくく、また、何回も施肥すると穴が広がってしまうので、ガムテープを貼るのは正解かもしれません。ガムテープを先に貼って、ガムテープの上から適当な長さにカッターで切開します。

 

 

(ガムテープを貼った液肥投入穴を切開中 A )

 

 

(ジョーロで液肥投入施肥中)

 

 

5月2日に定植、棚用支柱を立てておいたキュウリの棚を組み立てました。鉄筋打込み・イボ支柱固定で1条1本立ちのネット棚を、それぞれ個別に2組並行して立てる予定でしたが、2組の間隔が狭いため、上部を結束して合掌式棚に変更しました。ネットを展張しましたので、1時間半を要しました。

 

 

(5月15日 キュウリ棚を合掌式に変更 A )

 

 

(キュウリ棚組立てネット展張に1時間半を費やす A )

 

 

4月30日定植したトマト2種8株、ナス2種8株は、それぞれ活着したようです。5月5日に定植・ネット棚製作した ゛つるありいんげん ゛も元気に活着できたみたいです。

 

 

(5月15日 トマト2種8株活着の様子)

 

 

(5月15日 ナス2種8株活着の様子)

 

 

(5月15日 ゛つるありいんげん゛活着した様子)

 

 

(2024年5月15日の畑)


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