2022年「A&Kの菜園日記」ミニ白菜苗の定植
白菜を冬野菜として栽培した経験はありました。なかなかうまくいかず、葉が丸まらずに畑で朽ちたり、新聞紙で包んで丸く円筒型に縛り上げるとムクドリに食い荒らされたり……と、余り良い成果は出ませんでした。結局、栽培上手なお仲間より頂くことになり、栽培からは遠くなりました。いつだったかKがお仲間からミニ白菜を頂いてきました。冬野菜時期では無かったので、Aは「随分手軽な小型白菜だな!」と、大変興味が湧きました。
一般的な白菜は2~4kg、ミニ白菜は500g~1kgで1~2人暮らしの方でも使い切りのできる食べきりサイズで、冷蔵庫でも場所をとりません。旬がない周年栽培されるその手軽さから各種苗会社でも独自開発のものが色々出回っているようです。サイズ以外は普通の白菜と違いはなく、葉が柔らかく生のサラダでも良いようです。今回わざわざ種を取り寄せトライしたタキイの「CRお黄にいり」は、播種後50日ほどで600g~1kgに生長を調整して収穫できる黄芯極早生品種です。Aは興味を持った品種は直ぐやってみる方ですが、失敗も多く、自分に合わない?…となると直ぐやめます。余り根気が無いということです。
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昨年取り寄せた「ハクサイ CRお黄にいり」の種袋には、発芽適温20~25°Cとあり、゛旬の無い周年栽培 ゛と言っても生きものなのでいつでもOKとはいかず、翌年の3月を待つことになりました。
(タキイ「ハクサイ CRお黄にいり」種袋)
まだまだ寒い日が続く中の3月19日は陽射しの良い日和の一日、自宅庭先で昨年から課題のミニ白菜「ハクサイCRお黄にいり」の播種を、チョット古い2020年自家採種の「冬瓜」と「オクラ」の種と共に行いました。
(3月19日 自宅で陽射しの良い春日和の播種作業 A )
(3月19日 「冬瓜」と「オクラ」「ミニ白菜」の播種)
3月は肌寒い日が続きましたので、発芽適温20~25°Cのミニ白菜には過酷な環境でした。適温時期には数日(5~6日)で発芽できるはずの種ですが、発芽を見たのは11日後の3月30日でした。同じ日に播種した夏野菜の「冬瓜」と「オクラ」の発芽は「は」の字も見えない状況です。発芽してから2週間強、間引きして一本立ちした4月16日の苗の写真です。播種してから1ヶ月を経過しても、まだこの程度の苗の生育状況です。春先の三寒四温が正に影響しました。タキイの説明では「定植後40日程度で収穫できる極早生種」と言うことですので、定植後に期待したいです。
(3月30日 発芽を見た「ハクサイCRお黄にいり」)
(4月16日 数日前に間引きし一本立ちしたミニ白菜苗)
4月28日 ミニ白菜苗の定植 10:30~13:30
今日は曇天で陽射しの少ない日、明日は西から本格的な降雨が予想される前日でした。4月16日のミニ白菜苗も12日を経過し、ますます生育大きくなっていました。このミニ白菜は「密植」ができるハクサイと説明書にありましたが、今回用意した90cm幅のマルチ畝で横3列が可能か?……チョット期待しました。実は「密植」の説明書を拠り所に、4月18日期日ずらしの再収穫を考えて残っていた種を追加播種していました。
本日、プラポットの苗をマルチ畝に配置してみると、3月19日播種した花カゴ一杯の24株が丁度良いボリュームでした。(つまり4月18日の追加播種分は無駄?) 約40分を費やし24株の苗を定植、30分を要して防虫ネットを掛けました。
(4月28日 定植前のマルチ畝)
(4月28日 ミニ白菜苗定植作業中 A )
(4月28日 ミニ白菜苗24株定植作業完了 A )
(30分を費やして防虫ネットを展張 A )
4月23日に自家製忌避剤「青唐辛子コーレーグース」希釈液を噴霧したソラマメ苗ですが、本日、事前購入した防鳥金銀テープを展張してみました。テープ展張は初めてのことなので、かつて他の畑で見た様子を参考にしました。
(初めてのアブラムシ除け防鳥金銀テープの展張 A )
1時間をかけ3月12日に1回目の土寄せを行った「越谷黒一本太ネギ」に2回目の土寄せを行い、結構生長したジャガイモ畝3畝にも土寄せをしました。
(「越谷黒一本太ネギ」3月12日に引き続き2回目の土寄せを実施 A )
(4月28日 ジャガイモ3畝1回目の土寄せ A )
(4月28日 ジャガイモの土寄せを終えて A )
4月28日現在、タマネギ苗も順調な生育振りを示しています。明日の降雨を控えて何とか定植を終えた「ハクサイCRお黄にいり」、一段落付きました。
(4月28日現在 順調なタマネギ3畝)
(4月28日 「ハクサイCRお黄にいり」定植完了 A )
(2022年4月28日の畑)