卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2019年 渋谷・スペイン坂のお店

2019年03月31日 10時46分25秒 | 食・レシピ

 2019年 渋谷・スペイン坂のお店

 

 

3月27日の晩は、渋谷の居酒屋で部活OB会行事の「新OB歓迎会」でした。つい数日前に卒業した、4年生現役部員の卒業とOB会入会を祝う歓迎会です。時期が時期の会ですので、会社研修や引っ越し移転などで人数は集まらず、卒業生・現役、OB等10名ほどの参集者です。6時半より9時近くまで、食べ・飲み放題の若者向きメニューで、結構、盛り上がりました。今の時代、体育会系の部活OB(特に20、30歳も違う、中には40歳と孫子ほどの年齢の差)は、現役や若手OBからは敬遠されがちですが、うちでは案外打ち解けて、OB会の呼び掛けの会合にも、参加してもらっています。

 

そんな訳で、゛かつて知ったる! ゛渋谷に出向くことになり、1時間ばかり早く着きました。  しかし、……なぜ、早めに到着?

 

 

20年近くのご交誼となった、Kの従妹のM子さんと、上司のF氏との非日常の酔友二人三脚ゴルフですが、F氏もリタイア、M子さんも一線を退いた境遇となりました。しかし、ゴルフとは有り難いスポーツで、氏素性・育った環境などが違っても、それに対する情熱や深い興味、思い入れがあれば、大人同士のお付き合いは、こんなにも永く続くのです。29日の泉CCの予定は、2ヶ月前より決まっていました。

何かの時に、M子さんよりチョコレートを頂き、Kと「お返し、考えないとね!」と話し合っていました。

 

 

そんな時の、渋谷行き。 ゛何かないかな…? ゛ いつものWeb検索の網に引っ掛かってきたのは、「DECOチョコ Store 渋谷店」でした。口コミでは、「スペイン坂店」とあり、ちんぷんかんぷん(珍紛漢紛)です。

隣り合った西武渋谷店の間の「井の頭通り」を、昔あった渋食(渋谷食堂)の場所を右手に望んで少し行った右側、露地とも小路ともつかぬ脇道に女子中学生~女子高校生くらい、外人観光客? が溢れていました。無神経を装い、わずかな上り坂を行くと、ありました「DECO CHOCO Store」の派手で、個性的な店構えが。

 

 

(「DECO CHOCO Store」の店頭です)

 

 

「じじいが、何しに?」という、刺さるような女子店員の視線を感じながら入ると、案外、面白いお店でした。包装紙に、ありとあらゆる言葉を書いたチロルチョコが陳列棚を満たし、取り揃えられた化粧箱やケースへ、思いを込めた言葉を選び、必要な数を並べていきます。店の一角では、椅子に座ってAより遙かに若いおじさんが、パソコンに向かっていました。「自分だけの言葉や写真を使い、オリジナルチョコも出来ます!」と言うことです。10分ほどで、同じ内容のチョコ10ヶほどを詰めた贈答箱を2つ購入しました。お返しとして、余り重くならない、1000円ちょっとのものです。

 

気の利いた? 珍しい小物を見つけた安心感と、29日の小箱を開けた時の二人の様子を想像しながら、スペイン坂を下り、開催場所の居酒屋へ向かいました。

 

 

(若者受けする店内のデコレーション)

 

 

(ちょっと気を引くには良いアイテムかも?)


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