2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(6)購入苗の鉢増しとポット播種(2)
4月28日午後集計による新型コロナウイルス感染者数は、前日より278人増加して13,588人、累計の死亡者数は413人となった。巷の東京・大阪では、パチンコ店に営業自粛を申し入れる自治体とのバトルが展開されて、紙面を騒がせています。大阪では、営業自粛しない業者の店名を公表しました。
巣籠もり生活で、TVのモーニング/アフタヌーン・ショーを見る機会が増加、出演者・専門家の間で専門用語が飛び交っております。拾い上げて、整理してみました。
COVID-19(CoronaVirus Disease 2019)新型コロナウイルス感染症
クラスター(Cluster)感染者集団 集団感染
エッセンシャルワーカー(Essential Worker)人が生活を営む上で欠かせない仕事従事者 医療従事者 公共交通機関職員等
ロックダウン(Lockdown)都市封鎖
メガクラスター(MegaCluster)巨大感染者集団
オーバーシュート(Overshoot)感染爆発
スーパースプレッダー(SuperSpreader)二次感染拡大者
ソーシャルディスタンス(Social Distance)社会的距離拡大戦略
小池百合子都知事ののコメントは、結構カタカナ語が多いので、スマホ片手にぶら下がり取材を聞いております。
4月28日 購入苗の鉢増しとポット播種(2) 13:30~16:00
午後、不穏な雲が湧き出しましたが、カーポート屋根下の作業ですので、続行しました。4月23日にやり残した購入苗4品種の「鉢増し」作業です。
「トマトホーム桃太郎(接木)」6本と「ミニトマト甘っこ」2本のポリポットを、8cm→10.5cmへ鉢増ししました。
(4月20日購入 トマトホーム桃太郎(接木))
(4月20日購入 ミニトマト甘っこ)
(4月28日 鉢増し後のトマト2種)
「トウガラシ日光」8本を8cm→10.5cmに、「キューリ夏秋節成(り)」4本を8cm→13.5cmにそれぞれポリポットの鉢増しを行いました。
作業開始前より不気味な天気でしたが、急な冷気と一陣の突風と共に、大粒の雨が30分ほど降りました。作業には支障なく鉢増し作業は、1時間半で3種4品種を終了しました。
(4月20日購入 トウガラシ日光)
(4月20日購入 キューリ夏秋節成(り))
(4月28日鉢増し後のトウガラシ日光・夏秋節成(り))
(4月28日 23日に続いての鉢増し作業 A )
今回、ニーム(インドセンダン・害虫忌避効果がある)とバッドグアノ(コウモリ糞を主成分とした天然有機リン酸肥料)を謳い文句にした、新しい培養土を使ってみました。従来使っていた「肥料入り・花と野菜の培養土」(25L)と分量・金額は同じです。25L/¥498が、土(培養土)に見合った金額かどうか分かりませんが、ホームセンターでは、似たり寄ったりのもの(培養土)が売られています。ちょっと気になったので、培養土(=培土)とはいかなるものか、検索しました。
「栽培は種を育てるところから始まる。どうやって種を育てるのか。培土を使う。栽培の始まりが培土なのである。生産者でここに注目をしている方は極端に少ないと思う。培土は売られているものを買うからである。培土に関心を持つことは少ないのである……、培土はどうやって作られるのか。①主に山土が使われる。しかも一種類ではなく数種類使われる②熱風で乾燥される。殺菌される③肥料分が添加され、PH調整される(この場合は主に化成肥料)④土の塊を粉砕して養分を均等にする⑤水を霧状に吹き付けながら造粒する⑥熱風処理して水分量を一定にする⑦粒度を一定にする⑧製品として出荷される。これが一般的な培土の製造工程である。それぞれの工程ごとに何のために、その工程があるのかが理解できるだろうか。なぜ山土なのか、なぜ殺菌するのか、なぜ乾燥させるのか。③の肥料成分は入れる場合と入れない場合がある。」
(静岡農業技術支援協同組合「農業情報ニュースレター」より)
上記は一部ですが、定植までの「培土」と「育苗土」の役割・違い、その重要性が説かれていました。農業・家庭菜園にしても、奥深いものだと思いました。
(今回使用した「培養土」)
畑のコキアの自然発芽が失敗した時のために、8cmポリポット20ヶに播種しました。自然発生的に畑や自宅に発芽するコキアですが、道路と畑の仕切り柵代わりとして、適当に配置、栽培するのは案外難しく、育苗・定植して栽培する方が、例年無難だと思っております。
(4月28日 コキアの播種20ポット)