10代に始まった自転車との付き合いは、50数年に及び、今も間違いなく続いております。何が、そうさせるのか分かりませんが。「自転車の魅力は計り知れないもの」があると言うことなのでしょう。「たかが自転車!されど自転車!」 かつてTV番組で、面白い番組を見ました。歴代換気扇の作動音を聞いて、メーカーと個別の製品名(年代・型式別)を ゛ズバリと当てる ゛ものです。「とんでもない熟練者がいるものだ」と、その時思いましたが、 ゛趣味の持ち方は人それぞれ! ゛とも、何かしら納得する一時でもありました。
「自転車の魅力の一つ」として、アッセンブルパーツのそれぞれの内外メーカーのカタログを眺めることです。自転車を構成する部品(パーツ)は、数多くあります。それぞれの専門メーカーが各部品を作って、1台の自転車を組み上げております。寡占化された部品もありますが、部品毎特徴を持ってアピールするメーカーが、かつては競合、しのぎを削っていた時期がありました。注文主のスケルトンオーダーに、鋼管を事細かに溶接(ロウ付け)して、好みのパーツで組み上げる、フルオーダー車の華やかなりし時でした…………………!
かつて海外パーツに触れる機会があり、それらのカタログ・部品案内を取得することもできました。当時のものをしっかりストックしておけば、纏まったものとして紹介できる冊子ぐらいは、作ることも出来たのでしょうが、日常の煩雑にかまけて散逸してしまいました。今あるものを残し、紹介したいと思います。1970年代のものが多く、団塊の世代には、思い出深く、懐かしいかと思います。当時を振り返り、お楽しみ下さい。
(2020.5.31)
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