M210831 吉貝機械金属 カンチレバーブレーキMAFACドライバ型
1970年頃に使用した大変古いDIA-COMPEのカンチレバーブレーキで、中古品になります。DIA-COMPEの製品は機種毎に特別な呼び名を付けず「品(型)番」を付けて、それぞれ区別していますが、出品のカンチブレーキは「MAFACドライバ型(タイプ)」と称して、品番は見つかりません。また、製品を説明した資料・カタログなども見つかりませんでした。
ただ、「ニューサイクリング」CD-ROM第1集・1968年9月号/創刊50号記念増大号の「新製品メモ」の中に
「……軽量で単純な形などで特長があるカンティブレーキが新しく発売される。マファックのドライバータイプのもので軽合金の鍛造製。特長としては本体を台座に止めるネジが、キャリヤーの足の固定などに利用出来るようにダブルになっていることで、頭の無い長ネジにナットを2つつけて固定するようになっている……」
とあります。やはり、品番などは無いようです。
出品のカンチレバーブレーキは、保管当時から「新製品メモ」にあるような゛ダブル長ネジ ゛は無く、今回出品のためにMAFAC製カンティ台座とクリテリウム用のロックナットを後から取り付けたものです。また、ブレーキシュー/ブロックはMAFACの4玉のブロックを取り付けたMAFAC純正ドライバのものと思われるものが付いておりました。参考として在庫の中にDIA-COMPE純正のブレーキシュー/ブロックもありましたので(サブ写真4)、予備品として2個付属致します。
本体は大分くすんだドブ鼠色になっておりますが、真鍮金ブラシで結構研磨してあります。バネの僅かなサビも取り除いてあります。本体にヒビ・割れ等も無く、ブレーキブロックも余り摩耗しておらず、即実用になるものと判断します。ストラドルケーブルは「花咲かGタンククリーナー」に浸け置き洗浄しました。メイン写真のもので実測重量256g。メイン写真のものと、別に予備品2個付属します。細部はサブ写真をご参考願います。発送時、梱包上の都合によりカンティ台座/ロックナット・ブレーキシュー/ブロック、ブレーキアーム本体を分解して発送させて頂く場合がありますので、購入者ご自身での再組み立てをお願い致します。
(DIA-COMPE カンチレバーブレーキMAFACドライバ型 メイン写真)
(DIA-COMPE カンチレバーブレーキMAFACドライバ型 サブ写真1)
(DIA-COMPE カンチレバーブレーキMAFACドライバ型 サブ写真2)
(DIA-COMPE カンチレバーブレーキMAFACドライバ型 サブ写真3)
(DIA-COMPE 純正ブレーキシュー/ブロック サブ写真4)