卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2015年10月24日 関戸橋フリーマーケット

2015年10月25日 21時15分50秒 | 自転車

 定期開催日は、第3土曜日の10月17日でしたが、関東一円は、朝からそんなに強くはありませんが、シトシトと雨模様でした。昼前より回復して、午後は、ほぼ晴れました。当日は、早朝より行く準備を整えていましたが、取り止めにしました。回復してきた天気に、「案外、熱心な人たちは、会場に集まっているのだろうな?」と、思いました。

ざっとネットで検索しても、「10月17日開催した」との記事は、見当たりません。

 

翌週の10月24日、前回同様、8時前に「中河原駅」に降り立ち、関戸橋に向かいます。「開催されているのだろうか?」と、一抹の不安は、家を出る頃より続いておりました。NECの建物を右手に、関戸橋北詰の交差点が近づいてきました。

河川敷に人集(ひとだか)りができて、今年4月の光景が、広がっていました。会場は、前回の半分くらいのスペースですので、「やはり、17日に一部の方達は、集まったのだろう!」という思いです。

 

 

(10月24日 朝8時半過ぎの会場)

 

 

今日は、JR「さいたま新都心駅」周辺で、゛ 2015 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム ゛が、開催されている予定です。そちらを観戦する方々で、こちらの人数も、幾分少ないのかもしれません。私は、会場に、8時半より10時近くまでおりましたが、今日は皆さんの出足が遅いようで、私が引き上げる頃に、出品者や参集者も集まってくるようで、そこそこの人集りは、あるようでした。

会場を3周回ほど回り、衝動買いで、カンパRメカ・ラリー・他を購入しました。

 

 

(10月24日 気紛れ衝動買い物品)

 

 

【10月24日 気紛れ衝動買い物品】

 

セライタリア ターボ ブラウン サドル、カンパRメカ ラリー、コルク製バーエンド 1pair、ビクトリノックス クラシック SD(企業名入り)×2

 

物品を購入したお店に、お許しを頂いて、撮影させていただきました。

 

 

(若い方お二人で、仲良くお店を出しておりました)

 

 

(帽子の方は商品を並べる端から売れておりました)

 

 

(10月24日 フリマ会場の様子)

 

 

レトロ・中古、レアものをお店の方と掛け合いながら購入する目利きのスリルと、会場内・そこかしこに無造作に置かれている完成車を眺めて回る楽しみに、「あっ」という間に、時間は経ってしまいます。

会場入りする前に、捜し物を何点か、考えていましたが、目的の物はありませんでした。目を引いたものとして、「BROOKS  SWIFT チタンレール ブラウン 革サドル(箱付き)」、中古ですが、状態の良いモノがありました。気に掛かって、2度ほど見回りましたが、3度目には、売れたらしく、ありませんでした。また、あるお店では、陳列したばかりのカンパ ヌーボレコードに¥1,500の値札が付いており、手にしたお客さんが売り手の方に「¥15,000の間違いじゃないの! 何でやすいの?」と、聞いておりました。売り手さん曰く「状態が悪いので!」と、言い終わるか終わらないうちに、¥1,500が売り手の方へ、手渡っておりました。そのヌーボは、私が一度手に取った物でした。

 

 

(LEVEL シングルフリー車 マツダ自転車工場製?)

 

 

(アレックス モールトン 小径車)

 

 

(アルプス車)

 

 

(トーエー ランドナー車)

 

 

(シルク号 片倉自転車工業?)

 

 

(シルク号 チェーンホイール回り)

 

 

上記のシルク号は、片倉自転車工業時代のフレームと思いました? ラグレスでフォーク肩が、私のツーリング車のフレームと、大変よく似ていましたので…。シルク号のブランドを受け継いだ「絹自転車製作所」の事を、私は、よく知りません。

 

 

「Les Rigden」名の完成車を見ました。その名前は、全く見たことが無かったので、検索したところ、英国・イングランド南東部のリゾート・観光都市、ブライトン市より出たフレームとパーツのハンドメイド、アッセンブルメーカーでした。1900年代初期より、現在まで続く…? 中小企業らしく、1900年代中期~後期は、真面目で確実な仕事により、成功した会社とありました。検索項目は、レトロとの表現もありましたので、会社の現在の有る無しは、不明です。一時期、一世を風靡して、タンデム、トライサイクル、なども製作していたようです。

 

 

(今まで全く見たことの無い「Les Rigden車」)

 

 

(「Les Rigden」の名前入りダウンチューブ)

 

 

(シートのクロスステー回りと特徴のある唐草調のシートラグ)

 

 

ヨーロッパ発祥の自転車ですので、創成期から様々の変遷を経て、現在に到っていると思います。完成されたダイヤモンド型を美しく、緻密に、且つ正確に作り上げる技術は、日本のフレームビルダーが、試行錯誤して受け継ぎ、ある意味円熟させているのでしょうが、それまでの過程を内外を通して探ってみるのも、「Les Rigden」を見て、面白いと思いました。


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