2021年11月18日
少年と犬~馳星周(はせ せいしゅう)さんの本を読み終わった。
男と犬
泥棒と犬
夫婦と犬
娼婦と犬
老人と犬
少年と犬
に分かれていた。
どの犬もシェパードに似ているが、和犬との雑種の同じ犬だ。
犬の名前は多聞(たもん)と書かれていたが、
それぞれの飼い主で名前を呼ばれていた。
震災で出会った釜石から、九州の熊本まで、
少年を訪ねて旅をしてくる。
感動した。
あっという間に読むことが出来た。
とても頭のいい犬だ。
最後は少年光を地震で助け、自らが犠牲になった。
この犬の小説を読んでいると、きっと犬を飼いたくなる人が多いだろう。
でも、動物を飼うには責任がいる。
無責任では飼えない。
我が家にも雑種犬の花子がいた。
我が家の家族だった。
でもいろいろな面で大変だった。
多聞と違い、頭のいい犬ではなかったが、家族にしか懐くことはなかった。
もう亡くなって10年くらいになるだろうな・・・