気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

夢幻花(むげんばな)を読み終わる。

2017年05月14日 18時25分04秒 | 読んだ本の感想
夢幻花(むげんばな)
東野 圭吾
PHP研究所



東野圭吾作の夢幻花(むげんばな)を読み終わった。


初め夢幻花が何を意味するのか分からなかった。


黄色い朝顔が主題になっている。

そういえば黄色い朝顔は見たことがないが、江戸時代にはあったらしい。

それ以後消えたが、消えるようにする意味があった。






花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。


第一発見者の孫娘・梨乃は祖父の庭から消えた黄色い鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。


一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた・・・。


宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく。




黄色い朝顔の種が問題だった。


最後になって夢幻花(むげんばな)の意味がやっと分かった。



なかなか面白かった。




基礎生物学研究所の黄色い朝顔のページをリンクします。




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