2023年9月29日
司馬遼太郎 菜の花の沖①を読み終わった。
「菜の花の沖」を読もうと思ったのは、bsプレミアムで再放送を見たのがきっかけだった。
2001年に放送していたのも、途中から見て感動したのを覚えている。
2023年の再放送も、気づいたのは4話からだった。
アマゾンで単行本の中古を買った。
司馬遼太郎の名前は知っていたけれど、本は読んだことがなかった。
けれど、1話を読み始めて、とても面白かった。
全部で6話まであるけれど、少しづつ読んでいこうと思っている。
江戸後期、淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉平は、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく。
貧乏な嘉平は網屋の娘おふさと知り合う。
最後は豪商になる嘉平だが、住む家もない嘉平に、よく金持ちの網屋の娘のおふさが嫁いだものだと、感心した。