記憶はなくなるんじゃない、静かに、別の場所に移動していくだけ。
(『なくしたものたちの国』集英社 角田光代 松尾たいこ)
全体的に好きな空気の本だった。
特に子供の頃のことなんかは、ね。
内容は輪廻転生を感じる部分もある。
すでに無くしたり、あるいは亡くしたり、
はたまた「なくしそう」でそれを恐れていたりする場合には
この本でいくらか心穏やかになる方もいるのではないかと思う。
私はその辺り、全く逆の考えなので
少々気持ちが離れる箇所もあったけれど、
それは本のせいではなく、たぶん私の人生経験が貧弱だからだろう。
そこで自分の納得できるように解釈するとこんな内容の本↓だった。
現実に全く同じ姿かたちとして、それはもうなくなっても、
全く別のものからふとそのなくしたものを想起したとするならば、
そのなくしたものはそこに存在しているんだよ。
だから見た目なくなっても、まだ気づいてなくても、
あちこちにそれは存在しているんだよ、と。
ああなんか指示語多すぎで国語の問題が作れそう。。。
(『なくしたものたちの国』集英社 角田光代 松尾たいこ)
全体的に好きな空気の本だった。
特に子供の頃のことなんかは、ね。
内容は輪廻転生を感じる部分もある。
すでに無くしたり、あるいは亡くしたり、
はたまた「なくしそう」でそれを恐れていたりする場合には
この本でいくらか心穏やかになる方もいるのではないかと思う。
私はその辺り、全く逆の考えなので
少々気持ちが離れる箇所もあったけれど、
それは本のせいではなく、たぶん私の人生経験が貧弱だからだろう。
そこで自分の納得できるように解釈するとこんな内容の本↓だった。
現実に全く同じ姿かたちとして、それはもうなくなっても、
全く別のものからふとそのなくしたものを想起したとするならば、
そのなくしたものはそこに存在しているんだよ。
だから見た目なくなっても、まだ気づいてなくても、
あちこちにそれは存在しているんだよ、と。
ああなんか指示語多すぎで国語の問題が作れそう。。。