Feelin' Groovy 11

I have MY books.

King Gnu - 白日

2019-04-08 | 音楽
自分の方に問題があるのだろうか、
最近あまりピンとこない音楽が多いなか
上位に入っていたので何気に聞いたKing Gnuの『白日』

久しぶりに何回か聞いてみようと思える曲だった。

私はBUMPのように映像が浮かぶ歌詞が好きだが、
この曲は音からそれを感じた。

「戻れないよ、昔のようには煌めいて見えたとしても」の
「も」(0'33-0'34)」の丁寧なピアノ音とドラム音が切れた瞬間。
その間に「煌めいて見える昔」を。

歌詞はストレート過ぎて私は好まないが、
「真っ新に生まれ変わって人生一から始めようか」ではなく、
「真っ新に生まれ変わって人生一から始めよう【が】」は嘘がなくて安心した。

King Gnu - 白日


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サンタの跡~Grandma Got Remixed by a Reindeer

2010-12-23 | 音楽

時期的にクリスマスソングを集めたアルバムをなんとはなしに流している。
そのなかで聞き流せなかった曲。



――おばあちゃんがトナカイにひかれたっていうんだけれど、要約するとこうだ。

おばあちゃんはイブの日、
エッグノッグ(たぶんアルコール入り)をたくさん飲んでたけど
薬を忘れたからといって僕ん家から自分ん家に帰る途中
トナカイにひかれちゃった、って。

翌日の現場の様子。
 She had hoof prints on her forehead
 And incriminating Claus marks on her back
 彼女は額に蹄の跡があり、
  背中には罪になるサンタの跡があった

なんだろ―――サンタの跡って…どんなだ?
それより額と背中って…往復されてそうなのも気になる。

楽しいはずのクリスマスにずいぶんな歌だなぁと思ったけれど、
何回も聞いているとこれはサンタの存在を信じて疑わない
子供の立場にたった曲だという思いに至った。

じゃなきゃこの歌詞はうまれてこないだろう。
 Should we open up her gifts or send them back?
 SEND THEM BACK!
 おばあちゃんのプレゼントを開けたものか送り返すべきか、
 迷っているんだ(送り返せ!)

ふむふむ、こういうのは好きだな。


   ではではI wish you a merry Christmas

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マトリョミンライブ

2009-12-31 | 音楽
先日紹介しましたマトリョミンの演奏を聴きに行ってきました。

開始前にアップルストアに到着すると、
すでにマトリョミンちゃんたちが。
かわいらしく待機してるわぁ~と、とりあえずパチリ。


でも今写真をupしてるときに気づきましたが、
コレ楽器のマトリョミンちゃんじゃないわね?
よく見ると右側にボクツンがついているので
演奏の最後に演出で出された、眼が光るお人形さんの気がしてきました。

ま、それはおいといて。

実際の演奏はよく言われるように人のコーラスのようでした。
普通は同じ楽器のアンサンブルだと
ハモらせない限り単一の音のように聴こえるのですが、
マトリョミンは音が微妙にズレるので、
電子楽器なのに人間味が出るわけです。

PVで疑問だった「あの聴診器みたいなもの」は、
本当に聴診器だということも分かりました。
ピアノだったら鍵盤のように音を決める場所がマトリョミンにはないので、
自分の音を正確に聴きとるためつけているそうですよ。

いろいろな曲を演奏していただきましたが、
テーマ曲「マーブルのうた」がやはり一番よかったな。




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マトリョミン

2009-12-07 | 音楽
テルミンをご存知でしょうか。
初めて見たときは昔のミシン台かと思いましたが、
触れずに音がなる電子楽器です。
楽器から手を近づけたり遠ざけたりして
音の高低を調節するそうです。

前に(だい~ぶ前だな・・・)友達の発表会を見に行ったとき、
その不思議な音色に驚かされましたが、
今回youtubeにその友達が演奏している動画がupされていると聞いて
早速見てみました。
→動画はコチラ, 曲「マーブルのうた」

左手に置かれているのが『マトリョミン』(マトリョーシカの内部にテルミンを内蔵したもの)。

アンサンブルで聴くのは初めてでしたが、
ソロで演奏するのとはまた違った感動があって
かわいいだけじゃない、
改めて素晴しい楽器だと認識しました。
(演奏も難しいんだろうな。
 ましてチューニングなんてどうやるのか・・・皆目検討つきませぬ・・・)

興味のある人はかなり惹きつけられるんじゃないかと思いますが
近々では栄のアップルストアでインストアライブ(27日17時~)があるそうよぉ。

groovyたぶん行く

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Happy Xmas(War Is Over)

2009-12-03 | 音楽
昨日は他に観るものないし…と「2009FNS歌謡祭」をダダ見していたのですが、
LOVE PSYCHEDELICOが出ていましたね。
出演することを知らなかったのでちょっと嬉しかったです。

初めて姿を見ました。
オノヨーコに見えました。
尊敬していると聞いたことがありますが、
信条なんかが一緒だとスタイルまで似てしまうのかな?

曲はJohn Lennonの『Happy Xmas(War Is Over)』。

自分の曲ではなくこれを歌ったのは
視聴者にこの曲に込められたメッセージを届けたかったからでしょう。

「みんなが望めば戦争は終わる」

私の思い過ごしでなければ、
バックコーラスの大事な部分が字幕で出てなかったので
気になっちゃったわけですが…。

毎年自分でかけなくても聴く機会があって、
平和について考えることができる曲って、そうはないでしょうね。

*ところで途中でアコギからエレキに変えたんでしょうか、 
 ヘルプに来た人がこれまたとっても気になりましたぉ
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君の背中にヒトデがついてるよ

2009-08-24 | 音楽
この夏はほぼずっと車の中では「くるり」を聞いていた。

だいたい気持ちよくダァ―――っと
聞き流しているのだけれど、
ふと挿入されている語り(っていうのか?)が気になった。

その言葉はこうだ。


       「君の背中にヒトデがついてるよ
        このままじゃヒトデ形に日焼けしちまうぜ」
                   (「水中モーター」くるり)

このページ→OnGenで試聴していただくと0'41辺りの最後に尻切れで聴ける。
(収録曲2曲目)



とにかく、子どもの声でなんともかわいらしい。

自分で真似たりしても所詮大人声・・・

試しに甥に言わせてみようと
「君の背中にヒトデがついてるよ・・・」

とか言ってみたら

「なにそれ・・・
「ひっとでぇ?

とか言って明らかに逃げ腰で気味悪がられた。

――――――――――――――――――――――――――

このよさ、君にはまだ分かるまい。
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何かが違うと考える頭は真っ白に。

2009-03-17 | 音楽
くるりの『青い空』の歌詞。

そろそろ洗濯物を取りこもうかと、
ベランダを見やったときにちょうど聞いていた曲。

何かが違うことは分かっているけれど、
じゃあ何だったら正しいのか、
はっきり掴めないと感じる時期は
人生のうち、ときどきやってきて、
そんなときの気分にぴったりな曲だ。

とにかくそれが何か分からなくても、
その何かひっかかった気持ちを大切にして生きていけばいい、と思える。
(そのうち分かるだろぅ


ところで。
今日のような陽気は青い空が見られるはずなのに空が白い。

黄砂か

歌詞とは別の意味で
「青い空は遠くなってゆく」

曲は→コチラ






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本気で首かしげたりして。

2008-07-19 | 音楽
最近車で思い出したように聴いているのは
BUMPの『orbital period』に入っている「花の名」。

心に、すとんと入ってきた曲だった。

歌詞も印象に残る部分が多い、
とても素敵な曲だが
少しの違和感を感じた。

この曲を聴いていたら
BUMPの初期の曲「とっておきの唄」を思い出し
比較してしまったからだ。

私からしたら
 (↑ここ強調)
同じようなことを歌っている曲に感じるのだが、
 (人によっては全く反対の方向に向かっている曲と
  思うだろうことも想像可能)
「花の名」の方は

シンプルになって
スマートにされて

なんだかとっても・・・・・・。

メッセージは伝わりやすい。
声はもちろん何を歌ってもいい。
メロディーもいい。
気持ちもこもっている。

でもなんだかね。

なんだかとっても・・・・・・


それが、悲しい。


普遍的な内容になって
多くの世代の人にも受け入れられそうな曲。
そう仕上がってると思うところが、逆に、

歌詞とは逆に

自分だけにではなく
不特定多数の人に向けた歌のようで
遠くに感じる、

   (歌ってのは
   発売した時点で所詮、不特定多数に向けたものなんだ、
   っていうのはナシにしての考えよw)


「とっておきの唄」は
1人に向けて歌っているような歌詞であっても
自分に届く、この矛盾。

  
こんなことを言うのは
私がまだまだ青いんだ、きっと


どちらもいい曲です。
お暇があたったら歌詞と共に
聴き比べてみてくださいね。


曲は↑の青字タイトルをクリック、
歌詞はコチラ↓でそれぞれ確認できます。
「花の名」
「とっておきの唄」


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くるり1

2006-11-07 | 音楽
この気持ち説明できる言葉も覚えた
   『ハローグッバイ』byくるり


そうね。だいたい説明できてしまう。
知っている言葉だけで説明しようとする限りは、ね。


  僕たちが認識しようと努めるものと、
  実際に認識するものの間には深い溝が横たわっている。
        『風の歌を聴け』村上春樹著 講談社
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ULTRA BLUE

2006-06-11 | 音楽
宇多田ヒカルの期間限定ブログのテーマ
【あなたの想像するULTRA BLUEってどんな色?】にトラバ


私は「青の向こう」というイメージを持った。

「blue」といった時に真っ先に思うのは「空」や「海」。

「空」の向こうは「宇宙」
「宇宙」というと「無限」

「海」の向こうは「海の底」
「海の底」も「未知」

「blue」のパッと受ける印象は爽快感であるのに
その先に奥深く潜んでいるものは
「無限・未知」なものに対する恐怖感。
希望と不安を兼ね備えた色。
どんな可能性をも持った色。

希望を持って考えたときULTRA BLUEは
金色になったり
不安なときのULTRA BLUEは
灰色であったり真っ白になってしまったりする。

必要なのはいつだって『想像力』だ。


まったく私はいつから一般論の国の王様(by『羊をめぐる冒険』)に
なってしまったんだろう。
最近すべてがこういう考え方になってきている。


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