ボッコちゃん

日曜日に南側の窓辺で、しばしボーっとしていたら、
日向ぼっこつながりで星新一の『ボッコちゃん』を思い出した。

星作品は小学生の時からのお友達。
ボッコちゃんが人形だったことは覚えていたけど、
詳細は忘れてしまっていたため早速、読み直してみた。

内容はかなりサラッと残酷だった。
（５分で読めるので気になる人は読んでください）

こんなんだったかな。

そういえば中１の時、同じクラスに星ファンがいた。
彼は自分の手帳を持ち歩いていて、
ある日私にも何か書いてと言った。
そこで私は星作品を意識した短編を書いたことを
今、思い出してしまった・・・

中１の時の私はどんな文を書いていたのか
読んでみたいなとも思うし、
残っていないといいなとも思う。

それにしてもその時は何も思わなかったが、
私たちの時代で中１で手帳を持っているなんて・・・

まともって

前回のコメントより考えたこと。　

　　　　　「何が良くて何が悪いなんて、誰にわかるんだ？」
　　　　　　鼠は笑った。「まったく、もし一般論の国というのがあったら、
　　　　　　君はそこで王様になれるよ」
　　　　　　　　　　　　　　　（『羊をめぐる冒険』村上春樹著　講談社）
　　

一般論で言えば、何が「まとも」なんて、誰に分かるんだ？である。

考え方は人の数だけあることは百も承知だが敢えて大きく２つに分けさせてもらうと
ある種類の道だけを正しいと信じている人と
ある種類の道だけを正しいと信じている人もいるし、それ以外の人もいると分かっている人がいる。

分かるのは
明らかにhr＋さんと私が後者だということ。

もはや正夢とは関係のない④

思い出したので。

何年か前のスピッツのライブで
正宗のことを「マサヨシー」って大きな声で呼んだのは私です。

叫んだ瞬間「？？？」って感じで友達と顔を見合わせました。
結構聞こえる声だったのに、
周りの人が誰もこちらを見なかったことが逆に怖かったです。

マサムネという名前を忘れるはずもないし、
マサヨシという知り合いもいないのにぃ。
何故ナゼ？

席が８列目ほどだったので
本人に聞こえていないことを祈ります。

その時に正宗くんが投げたピック。
宝物です。

このピックで数回ギターを弾いてしまいました。
なんか音違って聞こえるよ～ほんとっ！

正夢③

それにしても私はこういうことを考える人ってコワいなと思うのだけど

歌詞の「君」って私のこと？

って思ってしまう、自分コワいな。
いつか出会えた時はリコリス味で笑うからさ。（注：違う唄だ！）

まあ、百歩譲って私でないにしても
未知の人を指しているように感じるね。

象徴的な「君」。

正夢②

　　　：『届くはずない』とか　つぶやいても　また
　　　　　予想外の時を探してる
　　　　　　　　　　　　（『正夢』唄スピッツ）

これを聞いて『冷たい頬』の

　　　：　あきらめかけた　楽しい架空の日々に
　　　　　一度きりなら　届きそうな気がしてた

と、中島みゆき『あした天気になれ』の

　　　：　何ンにつけ　一応は
　　　　　絶望的観測をするのが癖です

を思い出した。

いろんなことを悟っているフリをしながら、
それでも人って大きな夢や期待を持って生きているのです。
私もまだあきらめてません。
なんのこっちゃですね。