「遠くから見れば、」と僕は海老を呑み込みながら言った。
「大抵のものは綺麗に見える。」
(『1973年のピンボール』村上春樹著 講談社)
久しぶりに「1973年」ですが
これは(もっともだ)と思う反面、少しコワイとも思う。
今を何年後から見通している感じがする。
そんなものの考え方をして生きていたら
すべてのことが許せそうであるが
なんだか生き生きと人間らしく生きられない気もする。
「大抵のものは綺麗に見える。」
(『1973年のピンボール』村上春樹著 講談社)
久しぶりに「1973年」ですが
これは(もっともだ)と思う反面、少しコワイとも思う。
今を何年後から見通している感じがする。
そんなものの考え方をして生きていたら
すべてのことが許せそうであるが
なんだか生き生きと人間らしく生きられない気もする。
昨日hr+さんからいただいたおみやげ。
長年のお付き合いで私の好みを熟知しているので
本当に嬉しいものばかりだ。
ジューシー10本とカエル柄のハサミ
。
ジューシーはたちどころに消耗すると考えられるため
記念に1枚。
長年のお付き合いで私の好みを熟知しているので
本当に嬉しいものばかりだ。
ジューシー10本とカエル柄のハサミ

ジューシーはたちどころに消耗すると考えられるため
記念に1枚。
【地中美術館④】
直径2.2メートルの球と金箔が塗られた木が置かれた空間。
天井から光が入っているため、
太陽の動きと共に作品の表情が変る。
この空間に入った瞬間、映画の『続・猿の惑星』を思い出した。
テレパシー能力を持つ人たちがいた場所ね。
彼らは爆弾を神と崇めていたのだけど、
それを連想したってことは何か神秘的なものを感じたってことでしょうか?
直径2.2メートルの球と金箔が塗られた木が置かれた空間。
天井から光が入っているため、
太陽の動きと共に作品の表情が変る。
この空間に入った瞬間、映画の『続・猿の惑星』を思い出した。
テレパシー能力を持つ人たちがいた場所ね。
彼らは爆弾を神と崇めていたのだけど、
それを連想したってことは何か神秘的なものを感じたってことでしょうか?
かえるくんと片桐さんの会話。
「片桐さん、実際に闘う役はぼくが引き受けます。
でもぼく1人では闘えません。ここが肝心なところです。
ぼくにはあなたの勇気と正義が必要なんです。
あなたがぼくのうしろにいて、
『かえるくん、がんばれ。大丈夫だ。君は勝てる。君は正しい』
と声をかけてくれることが必要なのです」
「(中略)片桐さんにやってほしいのは、まっすぐな勇気を
分け与えてくれることです。
友だちとして、ぼくを心から支えようとしてくれることです。
わかっていただけますか?」
(『神の子どもたちはみな踊る』より「かえるくん、東京を救う」
村上春樹著 新潮社)
初めてこの本を読んだ時は「かえるくん」のキャラクターに
こころ奪われて内容を深く考えていなかったけれども、
今回読み直したら、上記箇所でハッとしました。
実際に闘うのは自分自身だけれども
心の支えがあるのとないのとでは大違いだもんね。
「スタンド・バイ・ミー」の世界に通ずるものです。
そしてこちらも。
♪瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
(レミオロメン「3月9日」)
「3月9日」の全歌詞はこちらへ
もとは友達の結婚式のために作った曲らしいですが、
同じことですね。
「片桐さん、実際に闘う役はぼくが引き受けます。
でもぼく1人では闘えません。ここが肝心なところです。
ぼくにはあなたの勇気と正義が必要なんです。
あなたがぼくのうしろにいて、
『かえるくん、がんばれ。大丈夫だ。君は勝てる。君は正しい』
と声をかけてくれることが必要なのです」
「(中略)片桐さんにやってほしいのは、まっすぐな勇気を
分け与えてくれることです。
友だちとして、ぼくを心から支えようとしてくれることです。
わかっていただけますか?」
(『神の子どもたちはみな踊る』より「かえるくん、東京を救う」
村上春樹著 新潮社)
初めてこの本を読んだ時は「かえるくん」のキャラクターに
こころ奪われて内容を深く考えていなかったけれども、
今回読み直したら、上記箇所でハッとしました。
実際に闘うのは自分自身だけれども
心の支えがあるのとないのとでは大違いだもんね。
「スタンド・バイ・ミー」の世界に通ずるものです。
そしてこちらも。
♪瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
(レミオロメン「3月9日」)
「3月9日」の全歌詞はこちらへ
もとは友達の結婚式のために作った曲らしいですが、
同じことですね。