Feelin' Groovy 11

I have MY books.

急に映画の話を少ぉし。

2005-10-29 | 映画
お薦めの映画は何?って聞かれると
自分の好きな映画の中から
誰にでも受け入れられそうなところで答えるのが
無難と思う私は

『スタンド・バイ・ミー』
『リバー・ランズ・スルーイット』
『ショーシャンクの空に』

をあげています。
なんてったって「薦める」のだから
自分の好みだけを一方的に言うことはできません。

とにかく何回見ても飽きないこと。
背景に壮大な自然なんかが映っていたりすると
私の中で良い映画になってしまうのも否めません。

スティーヴン・キング好きなのも認めます。

でも上の映画はあまりにも有名で
私たちの世代が見ていないだろうものを薦めるとしたら
断然『パピヨン』です。
私も映画館では見たことがありません。

印象的な場面は沢山あるのですが
中でも気に入っているのは最後の場面!

スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンの対照的な決断。
観た人はどちらに共感するでしょうか?

結末が分かっていい方はこちらでご確認を。

他、ここ数年で自分好みだったのは

『ロード・トゥ・パーディション』(出演したい映画)
『ドニー・ダーコ』(謎解きっぽくて)

後にも先にも見ていられなかった映画は

『 Cats & Dogs 』

これを見せるのはホントに犯罪だと真剣に思ったね。

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コワイことはやめてください。

2005-10-27 | その他
今日免許の更新をするためフレックスであがり、
時間が早かったので近くのデパートをうろついていた。
本屋で雑誌を購入するためレジへ向かい、
お財布を出そうとした時、バッグの小物入れポケットに
小さく折りたたんだメモが入っていることに気がついた。
(こんなの入れた覚えないなぁ)と思い
お金を払いながらちらりと開けると
「なんちゃらかんちゃら~よければメールをください」の字が・・・
たぶんキャッチなんだろうけど、
キャッチなら直接声かけてください。
無視するけど。
今日は平日でデパート内はとっても空いてて
近くに人がいた気配は0だったので
いつの間に入れたのか・・・
なんだか怖くなってすぐ帰って来ちゃったよ。
私スリに会っても気づかないかもね。

なんかそのメモの文句読んで
前に本屋の駐車場で全く知らない人に
待ち伏せされたのを思い出しました。
お店を出て車に乗ろうとした時
「店の中でいい人だなと思って・・・」って、
ナンパならまだしも真面目な顔して普通の人が言ってくるから
夜だったし、これまたとぉっても怖かったのだにゃ。
おぬしはいつからそこにいたのじゃあぁってね。
だってすごい勇気の持ち主か、変質者だもんね。

みなさんも気をつけましょう。
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さみしいことで。

2005-10-19 | 村上春樹
村上モトクラシ」の更新が終了してしまいましたね。
最後のアンケートの集計結果が見られます。

アンケートは
  
  村上春樹さんの小説に出てくるフレーズで、
  あなたが一番好きなものを教えてください。

でした。
私はこっそりアンケートに回答していました。

ともあれ、他の方のを見ていると
ああ、それがあったねぇと思ったのが

  やれやれ、と僕は思った。

という表現。
うっかり忘れていたね。

やれやれ。
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遅くなりましたが・・・

2005-10-17 | スピッツ
そういえばスピッツのコンサートの報告をしてなかったな。
ぴーまん、チケット取ってくれてありがとう。
無事10月4日の豊田市民文化会館でのライブhr+さんと行って来たよ。

久しぶりの正宗くんの声はやっぱりよかったね。
MCで私の住む町の名前が出たのも少し嬉しかった。

でもでも。
私が好きな昔のアルバムの曲があまり歌われなかった。
シングルの曲が多かった。
最後出口に張ってあるタイトル紹介を見て
「ロビンソン歌ってたっけ?」
って言ってるお客さんがいたところを考えると
その曲選で正解だったんだろうなぁ。

でもでも。
弾き語りはライブでしか聴けないもんやっぱりよかったよ。
「優しくなりたいな」の高い声を出した時の
かすれ具合とか・・・
(少し「たまご」っぽく文末処理をしてみる)
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意外と小心者

2005-10-16 | その他
先週末、伊東温泉へ行ってきました。
城ヶ崎の門脇吊り橋周辺を歩いて来ましたが、
結構思い描いていたより安定した橋でした。
なぁんだ・・・と思ってしまったけれど
渡った後少しリアス式海岸沿いに歩くと
これが大変スリル満点。

「ここから先は危険!」みたいな看板やロープがなかったので
断崖絶壁から真下の青い海を見下ろすことが出来るのです。
友達は「覗こうとすると腰が引けるからここまでしか行けない」
と言って、少し手前で止まってしまい、
端っこの大きい岩にへばりついて下を覗き込んでいる私に
「だって、もしかしてその岩が海の方へはがれて落ちて行くかもよ」
と声をかけるのです。

そんなこと言ったら私だってコワイじゃん!!

私の想像力が足りないのか、
友達が慎重過ぎるのか。

どちらにしても本当に岩がはがれて海に落ちていったら
恥ずかしいので、早々に岩から遠のいたのでした。

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「究極の2択」

2005-10-02 | 村上春樹
【村上モトクラシ大調査】
村上春樹さん(本人)からの出題です。
村上作品を、『ノルウェイの森』の前と後に分けると、
あなたはどちらが好きですか?
『ノルウェイの森』を除いてお考えください。


一昨日言っていた「究極の2択」とは上の質問でした。
ほとんどの作品は好きだけれど、
正直、正直言って私にとっては究極でなく
迷わず【『ノルウェイの森』の前】の方が好きです。

たぶん私が初めて読んだ本は『ノルウェイの森』で
その時は内容が重くて耐えられなくて
とても読み返す気持ちにはなりませんでした。
おそらくまだ若かったので(たしかコバルト文庫を主に読む中2)、
その時代の自分に必要な部分が得られなかったからでしょう。

あるいは・・・
私が他に読んでいるのは近代小説でしたが
それは作品全体で1つのテーマがどぉんと伝わってくる気が
していました。
でも春樹さんの作品は始めから最後まで
あっここ!あっここも!
てな感じで伝わってくるものがいろいろあるので
中学生の私には処理しきれなかったのかもしれません。

ともかくその後続け様に春樹さんの作品を読むという感じにはならず
少し時が経ってから(年齢不明)
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読み、
(「ハードボイルド・ワンダーランド」を跳ばして
 「世界の終り」を先に読んでしまったことを覚えています)
とても気に入って、『風の歌を聴け』から発刊されている
小説をすべて読んだという経緯となります。

経緯はどうでもよいですね。

書きたかったのはどうして【『ノルウェイの森』の前】の方が
好きなのか、でした。
ずばり、私は『アフターダーク』がひっかかっているだけです。
『アフターダーク』は上で言ったところの
近代小説を読んだ時のように感じるのです。
そして大人になった私が春樹さんの作品で好きなのは
あっここ!あっここも!って思えるところなのです。
初期の作品はその発見の楽しみのために
何回も何回も今でも読み返します。
でも『アフターダーク』は読み返さなくても
作品全体が現代の一側面を切り取り、
それを感じ取ることがすべてのような気がしてしまい
1度読んだだけで何回読んでも読後感は同じだと
思えてしまったのです。
つまり私の今の読み方には合っていないようなのだにゃ。

『アフターダーク』を除いたら(勝手に質問を変えるな!)
私にとって究極の選択になりますが、
それでもやっぱり【前】が好きかな。

だって鼠が好きなんだもん。



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