Sydney Yajima


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日本の棄民政策 1

2011-04-09 19:03:27 | Weblog
私は、今、とても機嫌が悪い。
だから、あまり感情が出ないように書いていく。

これから、私は、日本の棄民政策を淡々と書いていくことにする。

そして、この多くの私のブログを読んでくださっている方々に、分かってもらいたい。

何が、風評被害だというのだろう。

言葉遊びをしている場合か?

大体、最初の、事象があったという言葉遊びが、気に食わなかった。
今度は、風評被害。
まだある。
直ちに健康には害がない程度とか、想定外の津波だったとか・・・

じゃあ、この7施設の校庭で放射線量10マイクロ超えるは、どうなんだ?
この子供たちを、直ちに移動させなければ、「安全です」と言っている政府が 風評被害じゃないのか?

誰も、信用しなくなるぞ。

信用をなくすと、革命が起こる。
いい加減な 大本営の発表のような、奥歯に糸こんにゃくのはさまったような言い方ばかりして、なんとかなると思っていたら、大間違いだ。
いまさら、謝ったりとか、失敗でしたなどと言って済ませられると思っていたら大間違いだ。
東電やら保安員もどうかしている。
五つの枠を破られるとは、想定していなかった。


耐えられなくなった、子供を思う母親は、必ず立ち上がるはずだ。
そうなったら、日本は、その母親の力でくるりとひっくり返るだろう。


ケチと渋ちんは違う

2011-04-09 14:47:42 | Weblog
吉本社長という名物男が大阪にいる。
彼は、ケチで通っていた。
ともかく、かまぼこの板に、ケチの神様と書いて拝んでいるほど、コストにうるさい男だ。
ところが、このおっちゃん、なぜかジャガーに乗っていた。
「なんで、車だけは贅沢なんですか?」
と聞かれたとき、彼はこう応えた。
「交通事故で、年間、何万人怪我して、何千人も死んでいるやろ。体だけは取り返しがきかんさかい、わしは、丈夫な車を選ぶんや。これは、ケチの神様の道理にかなってる。ケチと渋ちんは違うんや。ここんとこ、間違えたらいかんで」と言った。

東電が間違えたのは、ここだ。
ケチで渋ちんをやったから、こんなザマになった。
ああ、格好ワルい社長やな。
あんなん、恥だっせ。と、吉本の社長やったら ぼろかすに言うやろな・・・

棄民

2011-04-09 10:17:40 | Weblog
国は、「安全です」 と言う。

安全ならば、情報に注意をしなくてもいいはずなのに、今後の情報に注意してくださいとも書いてある。
矛盾〔むじゅん〕
ほことたて
矛(ほこ)とは、なぎなたのような形の長い柄のさきに刀のついたもの。
盾(たて)とはそれを防ぐ道具。

「この矛は、どんな盾をもつらぬき、この盾は どんな矛でも打ち返す。」
と大商人が言っているところへ、観客の野次馬が 
「じゃあ、その矛でその盾をついてみたら、どうなるか?」
と聞いたことから始まった故事である。

このパンフレット・・・

「安全です」
水も空気も食べ物も 安全です。赤ちゃんを安心して産んでください。安全ですと書いてある。

しかし、最後のほうに、今後の情報に注意してください。と書いてある。

安全というのは、例えば、どんな状態を言うか。
それは、何も気にしなくていい状態・・・つまり平穏無事 平常、3月11日以前の状態を指す。
のほほん と過ごして お笑いのテレビでも観ながら せんべいを食って寝転んでいた状態。
ACのコマーシャルなどで 「ぽぽぽーん」を何度も聞かなかったころの状態を指す。

よく、風評被害などと言われる。
私は 風評などは、流したくない。
だが、事実は事実として、ありのまま、現在進行形のことを言えば・・・

毎日、地震が必ず東日本では一度はあり、揺れている。

3月、1号機2号機3号機4号機の建屋が吹き飛び、あるいは、煙を上げている。それは今も上がり続けている。

東電は、70パーセントの燃料棒の溶解を発表したが、それを原子力保安委員会は、3%以上であるが、70%という数値は理論上の計算に過ぎないと即座に否定した。否定しなければ、事故のレベルをさらに上げなければならず、そうなると、彼らの沽券にかかわるのであろうか・・・ともかく、燃料棒は、溶け出している。

放射能は空気中に毎日 出続けているし 計測されている。

その放射能は、幼児や赤ちゃんにとっては、将来 とても重大な危険を及ぼす。特に白血病や甲状腺異常などが出た場合は危険だということが、すでに 分かっている。

放射能を含んだ水も海水に流れ出ている。

発電所の20キロメートル以内の人は、そこに、住んではならないと言われている。

発電所の20キロメートル以上30キロメートル以内のひとは、外出禁止となっている。

すでに被爆した作業員がいる。

昨夜も一号機から100μシーベルトを超える数値が出た。

福島は、平常の30倍以上の数値の放射能が現在でも確認されている。

これが、私の注意して得た情報とやらいうやつで、どこにも 安全な気がしない。
これは、風評ではなく事実の羅列である。

そして、子供や赤ちゃんをもつお母さんに、どの面を下げて「安心してください」と言えるのか?
私がもし、厚生省の立場なら、恥ずかしくて言えない。

「心配してください。心配しすぎで苦しくなるかもしれませんが、決して 油断しないでください。危険なので 常に逃げる準備と情報の確認をしてください。ほう酸を放り込むと聞いたら、すぐに西へ逃げなさい」とでも書く。



大事なことを考えてみた

2011-04-09 07:51:59 | フリーメーソン
基本にもどって 考えてみると、
日本が今のように成長できた理由には、その性格の従順さにあるとおもう。
司馬遼太郎によると、倭 という意味はもともと、従順な人 という意味だったそうで、それは任那というところに、日本人が当時住んでおり、その人たちを指して言ったものだとか。
日本人の性格は、もともと従順であり 何かをするとき、組織として行動すると大きなことができる。
韓国人がよく言うことに、「一対一なら韓国人が勝つが、3対3になると日本人が勝つ」のだそうだ。
それは、日本人の組織力を 言っている。
これは、個の主張の強い韓国人と 集団での主張をする日本人との違いを的確に表現している。
例えば、芸能人などという個の主張を強く出来たら生き残れる世界では、韓国人は圧倒的に強いわけだ。
しかし、製造業などになると、個の主張が強すぎると ともすれば労働闘争となり、意見が分かれて収拾がつかなくなるのも韓国である。

今回の東日本大震災における、日本の対応も、非常に日本らしいと思った。
つまり、個の力にたよることなく、みんなで乗り切ろうと、最初にスローガンをあげる。
「あなたは一人じゃない」というメッセージだ。
もしこれが、オーストラリアなら、
「おい、そこのオーストラリア人、はやく立ち上がれよ」という掛け声になるだろう。
"Come on Aussie...Get up Mate!!!"
と言う具合だ。

日本人の強さの分析をするとしたら、おそらくその集団性であろう。
ひとりひとりは、とても穏やかで、どうみても、第二次世界大戦でアメリカと戦うような顔はしていない。
どちらかというと、ぼんやりと立って鼻くそをほじっているような顔をしている日本人たちが、アジアを侵略し、アメリカに奇襲をかけたりしたわけだ。
大それたことを・・・と思うのは、今の空気を吸っている日本人だからかもしれないが、それにしても、である。

日本が乗り切るためには、集団がひとつになる必要があり、そうなると、とても大きな力を示す。
もっともな理由がそこにはあるわけで、具体的に言えば、1億人以上の人間のパワーの集結なのだから、一点をめざすと、当たり前に すごいはずだ。
一億人といえば地球の人口の2%にあたる。
おおよそ、100人に2人の割合で、地球には 日本人が住んでいるわけだ。
少ない人数かもしれないが、それでも、人数の頭数にはいる十分な数字だ。
少なくとも、ほとんどの国がそうであるように、ポイント以下の人数ではない。
この割合から言えば、中国人は、26人程度、インド人は20人、アメリカ人は6人程度となるけれど、ふたを開けてみれば、中国人は、50以上の人種の坩堝であり、インドには、何百という宗教が乱立しており、アメリカにいたってはフルーツバスケットのようにカラフルである。
日本は、それにくらべて、二人しかいないのであるが、それでも、まとまりやすい要素がたくさんあるわけだ。
戦後の復興が奇跡だと言われていたが、奇跡でもなんでもない、必然である。

だから、日本はまた立ち上がる。
そのためにかかる時間は、また世界を驚かせるほどの速いスピードだろう。

方向性を間違うと またとんでもないところへ行ってしまうのが心配なんだが・・・
なにしろ、決めたら、レーザービームで飛んでいくので、誰も追いつけないかわりに、後戻りもできないという・・・