Sydney Yajima


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余震?

2011-04-12 19:37:55 | Weblog
余震と言う言葉、震度6なのに、どうもしっくり こない。
おそらく、言葉のもつ、なんとなく、余りものという意味が、その震度の大きさに比べて適当ではないからだろう。
せめて、連続地震を縮めた 連震とか、続震なんていうのは、どうだろう。
あるいは、震度5以上に、第一、第二などと数字でひとつずつを管理する。東日本大地震第一 第二・・・というふうに。
そうすれば、何度、震度5以上のものが来て、全体でどれくらい大変だったのか、後々の記録に役に立つと思うのだが。

棄民4

2011-04-12 15:21:43 | Weblog
ついに、東電がチェルノブイリを越える事態を予測しはじめた。
これは、東京を捨てなければならないということだ。東京を捨てるということは、すべての東日本が、ゴーストタウンとなってしまうということだ。
これは、日本のみならず、世界の損失である。
もはや、東電がどうのこうの、保安委員会がどうのこうの、民主党がどうのこうの というレベルではない。

チェルノブイリクラス あるいはそれ以上ということは、早く、石棺を被せなければならないということになるが、今はそれどころでは なく、ただ、水を絶やさないようにかけるという段階で、その汚水をどうするかという範囲での作業だ。
考えてみれば、どうだった。
地震発生後の体たらくを箇条書きにすれば・・・

被災地には水も食料もないのに、安全点検という名目で、救護品を積んだ輸送車の通行さえ遮ってしまった行政
大型タンカーの1隻も準備できず放射能汚染水を海に放出させた東電と政府。
救護車さえ動けないほどのガソリン不足でも、政府の備蓄は放出しない融通の悪さ
情報が共有されず、もめている政府の人間と ただ怒鳴るだけの首相
持ち主もなく、山積みになった札束が入った金庫が警察署の駐車場には放置されている現状
そして、放射能の中で生活する 子供たち。
初動の遅れた泥縄の原子力発電所。 もし、最初の24時間以内に対処していれば・・・
最初のうちに、一気に冷やす電気系統を確保していれば・・・

だが、それらのすべてが、間違った。日本人の多くが、小さなことばかり 重箱の隅をつつくことは得意でも 真心で国を思う気持ちがない。人を愛する気持ちがない。自分さえ良ければ良い。杓子定規にしか 物を見られない。

東京を捨てるという莫大な損害。
1000年以上かけて作られてきた街を、捨てなければならなくなるまで、あとわずかだ・・・

東京の土地の価値はゼロになり、経済の中心はすべてシャットアウトしてしまい、おおくの難民たちは西へ流れていき、東京人のホームレスが 大阪の心斎橋あたりに溢れる・・・
梅雨になり、追い討ちをかけるように、彼らの頭の上から、放射能の雨が降り注ぐとしたら・・・

これが風説の流布か?
健康に異常はないといわれれば、市民たちは、福島産の野菜を食べるパフォーマンスまでする日本人たち。
なんて いじらしいんだろう。
でも、本当に、ひとつになるとか、助けるというのは、そういうことじゃない。
健康に異常がないなんて、一体、どこまで信じたら良いんだ?誰がそれを向こう20年間以上も、保証してくれる?

レベル 7だぞ。レベル 7!!!

そして、政府は国民を騙し、国民から大事なことを隠し、そして、毒をもって子供たちに食べさせようとしている。
信じられない政府を持った国、日本。
あまりにも いじらしく そして、哀れな国民。
純然たる 棄民政策の復活だ。
だまされてはいけない。

レベル7

2011-04-12 10:51:18 | Weblog
原子力保安委員会は、今回の原発事故をレベル7に引き上げた。

つまり、公式に我々の主張である現在の危険性を、認めたことになる。
逆に言えば、再臨界を現在起こしていて、手のうちようがないことを、「ほら、だからあのとき、レベル7って言ったじゃない。なんで逃げなかったの?」
くらいの態度で言い逃れをするつもりなのか・・・

地震は今朝も揺っている。
まるで5分おきだ。
こんな状態のとき、自動車の移動も、慎重に行う必要がある。
電車も停まっていたり、飛行機も発着を見直したりしている状態だ。

日本は どうなってしまうんだろう?

私は今朝、シドニー ハーバーブリッジを 車で渡りながら 鉄骨の間から垣間見える空に自分の気持ちを映してみようと思った。
そこには、到底、自分の気持ちには似つかわしくない 青空に白い雲がぽっかりと浮かんでいた。
今、自分には、何が出来るんだろう?

高知の75歳になる父と電話で話した。
父は、千葉の友人たちを助けに行きたいと言って、準備を始めている。
私は、止めた。
「今は、動いちゃだめだよ」
そう言った。
彼の義侠心は、痛いほどわかるが、年老いた自分の父が 戦争の第一線に行こうとしているのを止めない息子がどこにいるだろうか?

彼は思いとどまってくれるかどうかは、分からない。だが、一週間だけ 延期しようとは言ってくれた。
私は、彼を止めることはできそうもないと思った。
母も止めていたようだ。

福島原発に話を戻そう。
この通りの事実とその続きが進んでいるとしたら、恐ろしく 深刻である。
もちろんレベル7の 範疇に入るのだろう。
逆に言えば、今の状況は、レベル7ではなくレベル6程度ではないかとも思えるが、しかしそれを想定している前もって行うレベル設定ではないか。

どうすればいいのだろう?

もちろん、今後のことである。
もし、水蒸気の圧力が上がっていくことで、もしかすると・・・爆発・・・ということも考えれる。
すると、どうなるのか?

チェルノブイリ事故 レベル7 が福島に適用した場合、半径700キロの範囲なので、東京はおろか、関西まですっぽりと含まれることになる。

爆発した場合は、東京を放棄しなければならないのである!!!

姑息

2011-04-12 02:32:20 | Weblog
インターネットがこれほど国際化し、世界はより自由な発信と自由な発言、それに 情報交換を行うようになった。
だが、国はさらに 姑息な手をうちはじめた。
つまり、ネットで、自分たちの正体が露にされることや、革命が起こることを察したらしい。
そして 菅内閣をつかって、閣議決定したわけだ
驚くほど、姑息でしかも、保身のために何でもありのぶざまな様子が見て取れる。

ネット党でも立ち上げて、こいつらをぶっ潰したい。
ほら、シドニーまで捕まえに来い。
などと、挑発して喧嘩を吹っかけるほど私も幼稚ではないが、しかし、
言いたいことは言わせてもらう。


しかし、私は、以前、ジョン ウエイン (彼もフリーメーソンのメンバーだった)の言葉を借りて こう宣言した。

こいつの言いたいことが正しいことなのか、間違っていることなのかは、分からない。
だが、若者が 何かを言いたいとき、こいつに必ず 言いたい事を、言わさせてやるぞ。


言論の自由は、憲法に書いてある。
誹謗中傷や、名誉毀損の場合は 現在の法律で規制できる。
だが、この閣議決定は、政府に対して言論を封じようとしている。
正しいことも 間違っていることも、ネットの上で話されている内容を チェックし、そして 逮捕できるという法律だ。

言いたいことが言えなくなる。
規制強化は中国や北朝鮮のような国にしようとしていることと 同じだ。

この21世紀に だ。
逆戻りして、国が国民の発言を規制するなんて、戦前に逆戻りか?
私のこの言葉も、当然、すでに警察はつかんでいて、そして 要注意人物だと認定でもしているんだろう。
ならば、国は、自身を どれほど 正当化できるのかね?
それほど いいことをしてきたのかね?
何人の犠牲者が 出たと思っているんだ?
そして、規制は 誰のためで、一体誰を守ろうとしているんだ?

国は、国民を守るためにある。
国民の何を守るか?

憲法によると以下のとおり

個人の尊厳の原理の具体化手段としては、
基本的人権尊重主義
自由主義
福祉主義
平等主義
平和主義
権力分立制
民主主義(国民主権主義)
法の支配

そして、その中の自由主義では、

知る権利と表現の自由が規定されている。

私はもちろん、極端な暴力や わいせつ それに、誹謗中傷や 個人のプライバシーに関することに関して、何でも言いたい放題は、よくないと思う。しかしそれらをやっているのは、個人のネットユーザーでは、限られている。
それに、現行の法律でも十分にそれらを特定し、場合によっては逮捕することだって、可能だ。
しかし、今回の法律は、それをさらに厳しくしているだけでなく、より 広範囲に取り締まろうとしている。

誰を取り締まりたいのか?
それは、対現政権や、対中国、対韓国、対アメリカ、対誰それ・・・という言葉もすべて取り締まろうという目的だ。
差別用語や、表現を、規制するなら理解できる。
私も、インターネットで 低俗な差別を書いている人間を見ると 反吐が出る。
しかし、そうではない。

この法律は、より、ネットでの国家権力・・・つまり、官僚などの hierarchy(日本語読みでは ヒエラルキー?)の保身のために使おうという意図が ありありとしている。

逆に言えば、今までネットで言いたい事を言っていた人間はすでに マークされているか、あるいは 逮捕のリストに上がっていて、これから 規制を使って 恐怖政治を敷こうとしているのだと言える。

つまり、あと数年以内に、早ければ今月中にでも逮捕者が出て、ネットで言いたいことが言えなくなることも ありうる話だ。

多くの我々の先人たちは、今までずっと この言論の自由のために、多くの犠牲を払いながらも戦ってきた。
そして、日本を始め多くの先進国では、それが、基本となった憲法があり、国民は享受している。
知る権利と言う権利 
この二つは、守らなければならん。
こんな基本的なことを 規制する国に子供たちを住ませたくないし、また、そんな国を次の世代に 「はいどうぞ」と手渡すことは、大人として恥ずかしいことなんだ。