インターネットがこれほど国際化し、世界はより自由な発信と自由な発言、それに 情報交換を行うようになった。
だが、国はさらに 姑息な手をうちはじめた。
つまり、ネットで、自分たちの正体が露にされることや、革命が起こることを察したらしい。
そして
菅内閣をつかって、閣議決定したわけだ。
驚くほど、姑息でしかも、保身のために何でもありのぶざまな様子が見て取れる。
ネット党でも立ち上げて、こいつらをぶっ潰したい。
ほら、シドニーまで捕まえに来い。
などと、挑発して喧嘩を吹っかけるほど私も幼稚ではないが、しかし、
言いたいことは言わせてもらう。
しかし、私は、以前、ジョン ウエイン (彼もフリーメーソンのメンバーだった)の言葉を借りて こう宣言した。
こいつの言いたいことが正しいことなのか、間違っていることなのかは、分からない。
だが、若者が 何かを言いたいとき、こいつに必ず 言いたい事を、言わさせてやるぞ。
言論の自由は、憲法に書いてある。
誹謗中傷や、名誉毀損の場合は 現在の法律で規制できる。
だが、この閣議決定は、政府に対して言論を封じようとしている。
正しいことも 間違っていることも、ネットの上で話されている内容を チェックし、そして 逮捕できるという法律だ。
言いたいことが言えなくなる。
規制強化は中国や北朝鮮のような国にしようとしていることと 同じだ。
この21世紀に だ。
逆戻りして、国が国民の発言を規制するなんて、戦前に逆戻りか?
私のこの言葉も、当然、すでに警察はつかんでいて、そして 要注意人物だと認定でもしているんだろう。
ならば、国は、自身を どれほど 正当化できるのかね?
それほど いいことをしてきたのかね?
何人の犠牲者が 出たと思っているんだ?
そして、規制は 誰のためで、一体誰を守ろうとしているんだ?
国は、国民を守るためにある。
国民の何を守るか?
憲法によると以下のとおり
個人の尊厳の原理の具体化手段としては、
基本的人権尊重主義
自由主義
福祉主義
平等主義
平和主義
権力分立制
民主主義(国民主権主義)
法の支配
そして、その中の自由主義では、
知る権利と表現の自由が規定されている。
私はもちろん、極端な暴力や わいせつ それに、誹謗中傷や 個人のプライバシーに関することに関して、何でも言いたい放題は、よくないと思う。しかしそれらをやっているのは、個人のネットユーザーでは、限られている。
それに、現行の法律でも十分にそれらを特定し、場合によっては逮捕することだって、可能だ。
しかし、今回の法律は、それをさらに厳しくしているだけでなく、より 広範囲に取り締まろうとしている。
誰を取り締まりたいのか?
それは、対現政権や、対中国、対韓国、対アメリカ、対誰それ・・・という言葉もすべて取り締まろうという目的だ。
差別用語や、表現を、規制するなら理解できる。
私も、インターネットで 低俗な差別を書いている人間を見ると 反吐が出る。
しかし、そうではない。
この法律は、より、ネットでの国家権力・・・つまり、官僚などの hierarchy(日本語読みでは ヒエラルキー?)の保身のために使おうという意図が ありありとしている。
逆に言えば、今までネットで言いたい事を言っていた人間はすでに マークされているか、あるいは 逮捕のリストに上がっていて、これから 規制を使って 恐怖政治を敷こうとしているのだと言える。
つまり、あと数年以内に、早ければ今月中にでも逮捕者が出て、ネットで言いたいことが言えなくなることも ありうる話だ。
多くの我々の先人たちは、今までずっと この言論の自由のために、多くの犠牲を払いながらも戦ってきた。
そして、日本を始め多くの先進国では、それが、基本となった憲法があり、国民は享受している。
知る権利と言う権利
この二つは、守らなければならん。
こんな基本的なことを 規制する国に子供たちを住ませたくないし、また、そんな国を次の世代に 「はいどうぞ」と手渡すことは、大人として恥ずかしいことなんだ。