Sydney Yajima


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棄民5

2011-04-13 21:42:37 | Weblog
枝野氏、原子炉爆発でも「現在の避難区域でよい」

わが目を疑った。
まさに
「ええ?」と言った後、二の句が告げない状態でしばらく 画面を見続けた。

原子炉容器が爆発すると、今までとは比較にならない大量の放射能が飛び散り、それが、空気にのって環境に放出されるのは、素人の私でも分かる。
それだけではない。
現場の作業員たちは、今までどおりの作業ができなくなるだろう。
おそらく 退避することになると思う。

そうなると、せっかく収束しかけていた他の三機もまた 悪い方向へ進み、熱を持ち、あるいはまた爆発・・・となることもありうる。
(水で冷やし続ける作業を続けないと、そうなるのだから)

さらに被害は大きくなり、空気中への拡散は広がる。

だのに・・・

避難区域がわずか20キロで済むと、本当に思っているのだろうか?

風向きにによっては700キロメートルの範囲に被害が及ぶと言われているのに。

それに、
この発表が行われるということは、すでに爆発が折込済みということだろうか。

ならば、
政府は あてにならないことが、すでにはっきりした。

逃げよう。






ブックマーク更新しました

2011-04-13 21:17:05 | Weblog
新しく 放射線量モニターをされているブログ(積算量)をくわえました。
月齢と地震の関係もあるかとも考え、月齢カレンダーも追加しました。
是非、順番にご覧いただければ、情報がより精査につながるかと思います。
情報を見ると、うんざりすることが多く、しかし不安を漠然と抱えている今ですから、しかたありません。

早く 経済とか、株式などの情報や、国際政治などのことばかり書いていける日がくることを願っているのですが、今は、この地震、そして、原子力発電所を すべてに優先させます。

なお、ここの地震マップも参考にはなるかと思います。

綱渡り

2011-04-13 07:40:09 | Weblog
時給 一万円・・・
一日3時間
~のために割り切れる人
という募集で、福島原発の10人の応募があっというまに満員になったそうだ



原発は、今 細いロープの上を綱渡りしている状態だ。
しかも そのロープをわたるのは、国民。

どんなロープなのか・・・

最悪のシナリオはこうだ。

70%露出していた燃料棒は、恐らく再臨界しており、それがいまも放射能をモクモクと出し続けている。
そして、それが水に触れると 水蒸気爆発になり、中の核納庫が割れる。
その中には、超高濃度の放射能が溜まっており、それが水蒸気とともに、空気中に拡散される。
それと同時に、そのあたりにいた作業員は死ぬか、逃げるかのふたつの選択しかないので、第一から第四までの発電所は無人状態になる。
当然、水で冷やさなければならないのだが、ポンプが壊れたりあるいは、人が居ないために水がうまく建屋のなかに入らなくなる。
すると 次々に同じことが起こり、順番に放射能は拡散される。
そうなると、半径700キロメートルは人が住めなくなる。
半径700キロメートルは、西は、京都まですっぽりと入るという範囲だ。
そして、もっとも恐ろしいのは、このことが、今日起こるかもしれないし、10日後かもしれない。
今、ぎりぎりの綱渡りを、国民は知らず知らずのうちに、渡っていて そのロープは長く、どこが終点なのかも見えない。
そして、爆発が起こると、東京はパニックになり、車は渋滞し、電車 飛行機、新幹線はすべて満員になり、外には放射能が降り注ぎ、多くの人が事故か被曝のどちらかで死ぬ。

おおよそ、3000万人か、もしくは、それ以上の人間が一時に動き、逃げ出そうとすることになり、しかも地震と津波 そして、火山噴火の恐れさえ同時に重なる。

東電は、そんな中、無経験、無資格の人を10人雇って、ロープを渡るつもりらしい・・・
ほとんどの人は、目を背けたいので、テレビでお笑い番組を見たり、なんとか、平時を取り繕って生活をする試みをしているが、もちろん、漠然とした不安を抱えている。
その不安は、国民に全員押し寄せているもので、ストレスは 相当なものだ。
だが、国民はそれでもけなげに、政府を信じようとしている。
政府が、何をしようとしているかは、自明で、なんとか、パニックにならないように抑えようとし、また、情報を一本化するためと称して、開示を遅らせる。

このわたしの書いていることが、本当になったら、政府は あなたのために、どんな責任を取ってくれると思う?
恐らく、「遺憾な事態だ」 で終わりだ。

もう 言葉遊びはたくさんだ。
政府のかたがた。
あなたたちには、力があるはずだ。
どうか、子供たちだけでもいいから、疎開させてやってほしい。
子供たちを、四国か九州へ疎開させてやってほしい。
お願いだから、そうしてやってほしい。

お願いだから、子供たちを棄民しないでください。