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暮れにまだ行ったことがないという友人を連れて、
近くに住む友人と待ち合わせて、
三人で合羽橋道具街を歩いてみました。
そして河太郎の像に案内されました。
合羽橋は久しぶりなので、この像は初めてです。
金色で、けして趣味が良いとは言えませんが、
商売繁盛を祈願するにはふさわしいのでしょうね。
私も金運を願って、像に手を合わせてきましたが。
河太郎といえば、お茶で使う道具に、
「河太郎棗」という薄茶器がありますが。
蓋の甲がへこんでいて、河童のお皿に似ているところから、
そのような形の棗を、「河太郎」と呼ぶそうです。
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裏千家四代 仙叟好「河太郎棗」
本歌の箱書きには「河太郎」とは書いていないそうですから、
後の呼び方なのかもしれません。
利休形もありますから、意匠としては古いようです。
以前、棗のお形は「河太郎棗」ですと言って、
「?・・」という顔をされたことがあります。
河太郎=河童=お皿、とすぐ結びつくのは、
ある年代から上かもしれません。
奥深そうなお茶ですが、時々なるほどねと笑ってしまうような、
楽しいネーミングもあるのですよ。
合羽橋でなくとも、私の住む町の沼にも、河童伝説があります。
毎年「河童祭り」がおこなわれ。河童音頭もあるそうです。
新参者の私はそれを最近知ったのですが。
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