稽古がお休みの一日、なるべく膝を伸ばして、
正座の疲れを取ろうと思うのですが、
椅子に座るという姿勢は足がだるくなるもので、
気が付くと正座をしている悲しさ。
「体重が増えたら、しびれるようになりました」
と言う言葉を耳にして、
私ももう少しやせれば、膝の負担も軽かろうと思ったり。
一月は、長次郎の楽茶碗が話題に上ります。
楽家代々の名前を一月から順にというのは、
稽古場では勉強のためによくあることですが。
新年の抱負で、
「今年は焼物を勉強したいです」
という言葉を何人かから聞きました。
お点前が進んで、そんな風に興味が広がっていくのは、
お茶の楽しみを倍増させますね。
長次郎のお茶碗というと、
「利休七種」(長次郎七種)といわれるものがあります。
これは現代の作家さんの写しで、新しくてきれいすぎて、
見てもあまり意味はないとおもいますが、
どんなお茶碗かということだけはわかりますので載せてみました。
このうち現存するのは、
「大黒」「東陽坊」「早船」の三碗だそうです。
黒楽茶碗「大黒」(おおぐろ)・・・・個人蔵
黒楽茶碗「東陽坊」(とうようぼう)・個人蔵
黒楽茶碗「鉢開」(はちひらき)
赤楽茶碗「木守」(きまもり)
赤楽茶碗「早船」(はやふね)・・・畠山記念館蔵
赤楽茶碗「臨済」(りんざい)
赤楽茶碗「検校」(けんぎょう)
となっています。
このほから長次郎の茶碗としては、
赤楽茶碗「無一物」・・・頴川美術館蔵、重要文化財
黒楽茶碗「面影」・・・・楽美術館蔵、
赤楽茶碗「一文字」・・・旧益田孝蔵、現在個人蔵
黒楽茶碗「俊寛」・・・・三井文庫蔵、重要文化財
などがありますね。
今までに目にすることのできたお茶碗もありますが、
一生見られないお茶碗もあります。
「無一物」は若いころに新幹線の日帰りで、
わざわざ名古屋まで見に行ったこともありますよ。
名古屋見物も兼ねてですが。
楽茶碗に限らず、今年も美術館情報をチェックしては、
恋しいお茶碗に会いに行くのでしょうね。
いつも見てくださってありがとうございます。
よろしかったら↓ここをぽちっと
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正座の疲れを取ろうと思うのですが、
椅子に座るという姿勢は足がだるくなるもので、
気が付くと正座をしている悲しさ。
「体重が増えたら、しびれるようになりました」
と言う言葉を耳にして、
私ももう少しやせれば、膝の負担も軽かろうと思ったり。
一月は、長次郎の楽茶碗が話題に上ります。
楽家代々の名前を一月から順にというのは、
稽古場では勉強のためによくあることですが。
新年の抱負で、
「今年は焼物を勉強したいです」
という言葉を何人かから聞きました。
お点前が進んで、そんな風に興味が広がっていくのは、
お茶の楽しみを倍増させますね。
長次郎のお茶碗というと、
「利休七種」(長次郎七種)といわれるものがあります。
これは現代の作家さんの写しで、新しくてきれいすぎて、
見てもあまり意味はないとおもいますが、
どんなお茶碗かということだけはわかりますので載せてみました。
このうち現存するのは、
「大黒」「東陽坊」「早船」の三碗だそうです。
黒楽茶碗「大黒」(おおぐろ)・・・・個人蔵
黒楽茶碗「東陽坊」(とうようぼう)・個人蔵
黒楽茶碗「鉢開」(はちひらき)
赤楽茶碗「木守」(きまもり)
赤楽茶碗「早船」(はやふね)・・・畠山記念館蔵
赤楽茶碗「臨済」(りんざい)
赤楽茶碗「検校」(けんぎょう)
となっています。
このほから長次郎の茶碗としては、
赤楽茶碗「無一物」・・・頴川美術館蔵、重要文化財
黒楽茶碗「面影」・・・・楽美術館蔵、
赤楽茶碗「一文字」・・・旧益田孝蔵、現在個人蔵
黒楽茶碗「俊寛」・・・・三井文庫蔵、重要文化財
などがありますね。
今までに目にすることのできたお茶碗もありますが、
一生見られないお茶碗もあります。
「無一物」は若いころに新幹線の日帰りで、
わざわざ名古屋まで見に行ったこともありますよ。
名古屋見物も兼ねてですが。
楽茶碗に限らず、今年も美術館情報をチェックしては、
恋しいお茶碗に会いに行くのでしょうね。
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