
福寿草のかわいい鉢をいただきました。
つぼみが開くのが楽しみです。
ちょうどお稽古用に、福寿草のお茶碗を出してありました。
そのお茶碗、何年か前に社中の初釜で使ったのですが、
今でも時々思い出しては笑ってしまう、楽しい出来事がありました。
半東役の方が、お茶碗の銘を聞かれて、「
福寿草でございますす」と答えるところを
「フクジュエンでございます・・」とこたえてしまったのです。
お客様は、「はあ?」とふしぎそう・・・
でもそんなものかと神妙にうなづいていたようですが。
笑ったのは水屋で聞いていたみなさんです。
「福寿苑」と聞こえ・・「それじゃ焼肉屋じゃない~」と、
誰か吹き出しそうに言いました。
言った本人は真面目に答えているので、言い間違ったことにも気がつかない様子。
その時私は「フクジュエン」が「福寿園」として頭に浮かび・・
「やだ・・養老院みたいじゃない~」と。
聴く人によって浮かぶ文字は違ったようですが。
どちらにしても、福寿草の花のようなお茶碗のイメージは消え去り
そのお茶碗を見るたびに「フクジュエン・」が頭に浮かび、
みなで懐かしく思い出しては笑っています。
伝説になってしまった当のご本人には気の毒ですが、
考えようによっては、
いつまでも楽しく思い出してもらえて幸せかもしれませんね。
いつも見てくださってありがとうございます。
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