
広間の床
社中で楽しんだ新年茶会は無事に終わりました。
今年は三席をかけて、私が社中の皆さん全員に、
小間でお茶を点てて差し上げました。
それで自分の席の写真はもちろん、広間で楽しむ皆さんの様子も、
いつものようにカメラに収めることはできませんでした。
でも社中の方のお父様や、ご主人様が、
それぞれの席の写真を撮っていてくださったので、
後で見せていただこうと思います。
広間の軸は「和敬清寂」
小間の軸は「関」
禅語の「関」はとても理解不可能ですが、
全員の方にお茶を点てるという今年の趣向は、
私にとっての「関」のつもりでした。
初めの方に点てたお茶、そして最後の方へのお茶。
茶筅を振りながら、いろいろなことが浮かんでは消えたような。
でも振っている瞬間は「茶筅だけに気持ちが集中している」、
という意味では「無」だったように思えます。
今は「ふっと」つきものが取れたような気分です。
関所を通過ると、「東西南北 活路通ず」です。
小さな関所は越えられたでしょうか。
これで今夜は、翌日の心配をしない眠りにつけます。
皆様お疲れ様でした。
いつも見てくださってありがとうございます。
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