BONES(ボーンズ)5 新たなる旅立ち

2014-11-04 17:53:46 | BONES


 子ども・ディランが喜んでいる。「うわぁ、雪だ」ベッドの上で飛び跳ねている。母親が何かと思って子どもの部屋を覗くと、天上の白いペンキが剥がれ落ちていている。

 急いで子どもをどかすと、天上ごと落ちてきて大きな穴が上に開いた。

 そして頭蓋骨も一緒に降って来た…。

 母親は見せてはいけないと思い「あれ、僕のだよね」と頭蓋骨のことを言う子どもの声を無視しパタンとドアを閉めた。

 この家の上の部屋はいわゆるため込み魔の部屋だった。

 ジェファソニアンのメンバーが調べていく。被害者は40代だ。
 やがて被害者の名前ははテモシ―・ダンフィル・マーフィーと判る。

 しかし、今回のブレナンはどこかうわの空だ。マルク諸島に人類の起源になるかもしれない骨が見つかり、それに行こうかどうか悩んでいるのだ。

 ラボに返るとそこに実習生のでデイジーが大騒ぎしている。



 ブレナンが推薦状を書いてくれたお陰で、マルク行きが決まったという。

 それ、そのためだったの?とブレナンはなんだか判らないで書いたらしい。

 ホッジンズ達とスイーツも同じジェファソニアンの作業着を着て手伝っている。

 ブースに現場を見たスイーツは被害者のため込み度はレベル5の5だという。こういう状態になると広場に出るのも怖いという症状が出ると告げた。

 そんなブースを1人の軍人が見ていた。



 ブースはなにも言わず彼に近づいた。

 彼はブースを曹長と呼ぶ。自分はもう軍人じゃないというが、軍人は、毎日のように戦場で人が死んでいるという。

 ブースは、もう充分に国には尽くしたといい、彼との話を打ち切る。

 マーフィーは切りつけられて死んでいた。日本刀が現場から発見されている。

 ホッジンズはマーフィーの部屋の窓から恐ろしい人物の姿を見る。

 アンジェラの父だ。

 大家は事情聴取をブースから受けるが、苦情は出ていたという。しかし何を言おうが、無視されていた。
 最後の訴状は3日前に渡したが、自分は殺していないという。

 ホッジンズはワッフル焼き機が多くある。そして匂いを飛ばそうとしたのか、扇風機も多くあるとなんだか喜んでいた。

 ブレナンがいつものダイナーへ行くとブースが軍人と話しこんでいた。彼が去るのを待って中に入ると、ブースはお互いの事件のメモを見せ合う約束をしていたことも忘れていた。

 ブレナンはブースが持っている国防長官付けの特務曹長に格上げするという証書を見る。

 ブースはそれで釣る気だという。

 スナイパーとして戻れという。そしてその経験を若い兵士に指導しろと言われたようだ。

 ブースはアフガニスタンにはいかないという。国には充分尽くした。今は子どものパーカーもいる。ここに責任があると言うが…どこかすっきりしない口ぶりだ。

 ブレナンはラボに戻るとデイジーから、ブレナンの調べた結果が誤りじゃないかという。

 ブレナンが骨を持ってみると違和感がある。軽いのだ。

 デイジーはやはりブレナンがマルタに行くべきだという。

 マーフィーの部屋では調査が続いていた。遺品からいろいろ見えてくるという。4年前から集めていたようだ。彼なりの種類分類がされている。

 ブレナンは悩んでいた。アンジェラに話す。
 自分のしていることは何だろうという。マルタで人類の歴史を変えることに意味があるのか…。
 そうすれば、ブースが怪我をしないか考えないで済む。ブースとの関係も考えなくて済む。
 ブレナンは考えることに疲れていた。

 ブースの所に息子のパーカーが来ていた。



 パーカーの母親の所へブースの居所を訪ねる電話が入ったらしい。

 パーカーは行かないという父のブースに、みんなを助けてという。 
 ここで犯罪に遭っている人はみんな死んでいる。でも軍人なら死ぬ前の人を助けることができるという。

 デイジーは恋人のスイーツにマルタ行きのことを話していた。

 結婚するつもりでいたスイーツは驚く。1年も行くというからだ。

 だったら、駆け落ちしない。

 デイジーはついてきてほしいという。

 デイジーにとっては大きなチャンスだ。



 ホッジンズは荷物の中から帳簿を見つけていた。何か嫌なことがあったのが原因でこうなったかもしれないとブースに電話で伝える。
 ブースもうわの空で話を聞き、軍隊にいた頃の写真に見入る。

 現場にはずかずかとアンジェラの父が入って来る。

 お前に一肌脱いでほしいという。もう家族だから、当然だというわけだ。

 8年間一緒に働いていた同僚のエレイン(Elaine Akusta)が事情聴取でブースに呼ばれる。 
   

 www.imdb.com(出典) 

 エレインは1年前に被害者と会ったのが最後だという。その後も電話だけはしていたと言った。

 被害者は亡くなる前に、彼が持っている何かを5万ドルで売ってほしいと言われていた。

 彼はため込んでいたものの下じきになったのでは、そんな結果がラボでは出てきていた。

 ブレナンにはマルタの隊長になってほしいと言ってきているとデイジーが、絶対行くべきだと騒いでいた。

 ブレナンは相棒であるブースに1度相談してから決めるという。

 現場でブースは、ドアに傷があることを見つけた。誰かが無理やりこじ開けようとしたのだ。恐らく5万ドルで譲ってほしいと言ってきた者が断られ、盗もうとしたのではないかという。そのとき被害者にとっては整理しておかれていたものを荒らしたのでは…?
 そしてそのときに殺しは起きたのではと考えていた。

 ホッジンズはアンジェラの親父さんから、ガキに盗られた車を奪い返してきてほしいとホッジンズは頼まれていた。

 スイーツはそれに同行するという。「ミスターアドベンチャー」ですからとスイーツはいう。デイジーとマルタ行きを決めたのだろうか?

 自然、ブースの話になるが、こんな長い間、戦場を離れているいるのはブースにとっては奇跡だとスイーツは分析していた。恐らく、話を受けるだろう…と。

 ホッジンズは現場にある虫の後があるのを見つける。そこに何かが置かれていた。恐らく5万ドルで買いたいと言っていた代物はここにあったものだと結論を出した。

 デイジーからスイーツを通し、ブレナンのマルタ行きはブースの耳にも届いていた。

 ブレナンは相談するが、ブースはうわの空だ。

 人の顔を見ようともしない。人の目を見て話せと言ったのはあなたでしょうとブレナンはブースにいう。

 

 2人は5年組んだ。

 そしてお互い、旅立つ決心をする。

 お互いが出会えて変化しあえた関係だ。そんな簡単に縁は切れないだろうと…



 祈る思いもある決断だった。

 キャロリンはブースに行くなら、今回の事件の後始末だけは付けて言ってくれという。

 現場から盗まれたのは、今は製造していない放射線がうわぐすりとして塗られているフィレスタトーチのノ―ムのようだった。

 現物を見せて、5万ドルで売ってほしいと言ってきた男を聴取した。

 男は被害者のマーフィーは蚤の市で12ドルで買ったと言っていた。しかし、こちらも殺していないといい、その証拠固めもできてきた。

 ホッジンズは「ミスター・アドベンチャー」のスイーツと一緒に車を取り返しに出かける。

 そして、ついにブレナンは被害者の頭を切り付けた凶器を部屋の中から特定する。そして骨の違和感のある軽さから、死因がものの下じきになっての餓死であると結論する。

 ブースは、その傷を負わせた人物を特定していた―――。


 アンジェラとホッジンズは、ブレナンがいなくなる1年間、パリに行こうと言った。新人の面倒を見るのなんか面倒だ。

 

 マルタ行きの当日


 
 ブレナンは空港に現れた。



 スイーツは残ることを選択し、デイジーにもお互い待つのはよそうと話していた。



 ラボの仲間も見送りに来た。しかしブースの姿がない。



 すでに1週間後に出発するブースは、なかなか抜けられず、遅れてブレナンを見送りに来た。



 1年後の今日、また会おう。ブレナンとブースは固い握手を交わし別れた――――。



 ブレナンは…。 






 シーズン5の「魂の絆」が100エピソード目でした。



 5年コンビを組んだんなら、5年近くはすでにみんなこの作品に関わったということでしょう。



 「はい、カット、撮影全て終了です」と声が聞こえてきそうなカットの写真です。

 このあと、シーズン6までしばしのお休みとなります。



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